かっこわるいよ
最近盲腸の辺が妙につっぱるような引きつるような風船が破裂しそうな変な感じがして苦しかった。
そう言えば4月にも同じところがおんなじ風にイタ苦しかったなあ。あの時は内視鏡検査で問題なしだった。
風呂から出て体を拭きながら下腹部を見ると……
？
何だ！何か出っ張ってるぞ！もしかして！これはかの「脱腸」（鼠径ヘルニアとも）か？
しばらく悪あがきしてから医者に行ってみると、私の下腹部を触り、こともなげに、「あっ鼠径ヘルニアです」の宣告。
やだなあ。これって手術するしか治療法はないんだよね。
でも、先生は「別に心配要りません。そのままで大丈夫です。でも、どうしてもっていうなら病院を紹介するので手術してください」という。
う〜ん、でもなあ、ずっと立っていると出てきて苦しいから押して引っ込めないといけないんだ。かっこわるいな。
それを劇団員に言うと「だっちょは砂漠をよく走る」（劇団の基礎稽古の叫びの台詞「駝鳥は砂漠をよく走る」より）と軽く流された。
ま、そうだよね。くよくよしていても直るわけでもないし。仕方ない。この下腹部の駝鳥となかよく暮すしかないかな。
