2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

玄白唐津、釉雪崩!

早朝、眠いまなこで窯の蓋を開ける。これまで何度も失敗しているので祈るような思いである。 しかし、融けるときは融け、融けないときは融けない。大自然の摂理は非情なまでにゆるぎない。 なかなか掛け分けがいい感じである。 ところが裏を返してみると と…

窯詰めを待つ器

長石釉は施釉後が美しい。

今朝の窯出し

茶盌展直前の窯焚きラッシュ。柿の蔕の窯焚きはこれでおしまい。 なんとかひとついただいた。 いっしょに10個ばかり入れたぐい呑のうちこれがベストかな ちょっと小さめなのでぐい呑というよりはお猪口。 明日は玄白の雪辱戦。今朝のなでしこ岩淵の値千金…

井戸茶碗土

熊谷陶料に井戸茶碗土というのがあったのでどんなものかと取り寄せてみた。 それで井戸を弾くのはまんまと粘土屋の手の上で遊ばされているようでシャクだから久しぶりに筒を弾いた。 弾き味はざらっと指に当たる感触がたのしい。昨日につづいて晴れた。うれ…

失敗の哲学

玄白、見事にだらだらと棚板まで流れた。 ヨリ土を高下駄にしておけばまだましだったかも知れないが……失敗の窯のあとは気持ちが落ち込む。そして、大分経ってから失敗が単なる失敗ではないことに気付く。こんなことのくり返しを何度したことだろう。だが、失…

斑唐津窯出し

久しぶりの1250度焼成。 何とかひとつだけ収穫。 片口みたいになったのは長板に置くときに指が当たってぐにゃり。でも、いい感じなのでそのままにした。 残りはまったくダメなのと、もしかして二度焼きすれば……に分かれた。斑唐津はだいたい二度焼きではダメ…

書道

明日は月に2回の書道教室。 今月の課題のうち行書を書いた。 「下雑古今樹」(しもに古今の樹をまじゆ) 手本があるからそれを礎にして少し自分なりの工夫をしつつ何とか書けるが、手本なしではどうしようもない。 やきものでも書道でも、この「どうしようも…

あまり収穫はなかった

灰をたっぷり掛けてちょっと高い温度で焼いてみた。 緑、緑の茶碗。青柿かな?ちなみに背景はわが家のバナナ。実は生りません。 試験中の黒釉。面白いバリバリ釉。色が今ひとつではあるが…… さてと、気を取り直して今日も窯焚き。今度は超低温、融かさないと…

足らなかったか

柿の蔕を新しい灰で焼いてみた。 灰が白い!見事に融けていない。特に今回はオイルタンクのフィルターとホースを交換したせいか今までと温度の上がりや還元のかかり方が違っていたので、余計に調子が出なかったのかも知れない。フィルターはかなり目詰まりし…

柿の蔕窯出し、その2

今回は収穫ありの窯焚きだった。もっともほとんどは運を天に任せた2度焼き、3度焼きだが…… これで破調の柿の蔕はおしまいにして、今乾燥中ので正眼の構えと行こう。 試しで焼いてみた石だらけの原土に風化長石を掛けた絵唐津 結構気に入っているのだが、水…

柿の蔕、窯出し

柿の蔕は今週で打ち留めの予定。 まづは昨日の窯。 いいのが二つばかり。あとは今ひとつ。釉を上塗りして二度焼きへ。ルネサンスを期待しよう。 ∴ 早朝血圧高くて稲田天映し いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリッ…

かたつむり

気付けばもう6月も第2週目に入っている。 茶碗展までひと月を切ったのにまだDMを出してない。いつもこんな調子で時間に追われること甚だし……今はひたすら柿の蔕を焼いている。なかなかこれといったものが出来ない。今回は唐津と柿の蔕で行くと決めたので…