2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

窯出し

不安は的中。例によって追試は失敗。トラウマになるなあ。 繊細さに欠けると痛いしっぺ返しを喰らう。いい教訓だ。 生掛けでずっとやっているが、今回は長石釉をやや厚めに掛けたせいかかなり剥離してしまった。いや、他にも何か問題があるのかも知れない。 …

窯詰め、のち、捨てあぶり

全部は入りきらないかと思ったが、何とか詰った。 明日の追試焼成、うまく行きますように。 いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくお願いします。 画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了です。

施釉、のち、驟雨

暑い日が戻ってきた。いよいよ夏本番だ。こんな炎天下でも熱中症なんのその、少年サッカーは激しいゲームを展開していた。観戦する親の方が心配か? さて、この晴天のお蔭で器はからりと乾いた。触れると、ひ・ふ・み・・・と乾いた音がする。 また、とうしゅう…

久しぶりの晴れ間

待ちに待った晴天である。先日の梅雨明け宣言はちょっと早まったのではないだろうか。 とにかく心おきなく一日干せた。 ただ午前中はあやしげな雲もあったのでいつ雨になってもいいように工房に貼りついていた。お昼もスーパーの弁当。暑さに負けないように…

てふてふがいっぴき

ひたすら乾燥待ちの一日。 ダビンチ氏の裏庭は竹藪である。切り出した竹がふんだんにある。 そこで訓練校時代を思い出してトンボを作った。一本に複数の穴を開けて使いまわしているので、用は足りているのだが、せっかく時間と材料があるのだからと、切り出…

温泉と閃輝暗点

雲の峰いくつ崩れて月の山 桃青どうやら温泉でゆったりくつろぐと帰り道に閃輝暗点になるらしい。 何度かこの因果関係が重なった。 同病の方、如何でしょうか? いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくお願いします。 画像をクリックして…

I humbly thank you; well, well, well.

久しぶりにシェイクスピアを繙いた。Hamlet、そして、The Sonnets・・・ HAMLET: Ha, ha! are you honest? When my love swears that she is made of truth I do believe her, though I know she lies,HAMLET: . . . very proud, revengeful, ambitious, with m…

イメージの詩

敬愛する拓郎の歌詞に 誰かが言ってたぜ 俺は人間として自然に生きているのさ 自然に生きるって わかるなんて なんて不自然なんだろう (「イメージの詩」より)というのがある。自然であろうとなかろうと、自分がどう生きているか分ること自体、とても不自…

八坂神社へ

今日も暑い。工房の近くにある神社へ一時避難。 石段を上がると木陰に四阿がある。 もちろん蚊取り線香を持参。 読書、そして、次回の焼成計画。 ひさしぶりに真面目なひとときをすごした。 帰り道、石段下で面白いものを発見。 蟻地獄だ。でも、見たところ…

小○上温泉へ

勤労意欲まったくなし。こんなときは無理しないこと。と勝手に決めている。 久しぶりに小○上へ出掛けてみた。 途中、道がずいぶん整備されていてびっくりした。これで渋滞は緩和されそうだが、どこにでもある風景になってしまったのが残念だ。 小○上はもう3…

混乱の窯出し

頭が混乱している。 今回の焼成は地元土のブレンドテストと、藁白釉、長石釉、そして飴釉の試験が目的だった。 ブレンドテストはある程度の成果が得られた。問題は釉だ。いつも釉に悩まされる。釉の憂鬱。特に天然藁灰を使ったものが不安定で読めない。 いづ…

窯焚き終了

今回は比較的早く夜12時前に火を止める。無事に終了と言いたいが開けてみないと何とも言えない。 いつものように不安の闇を家に帰る。一年前の悪夢が頭をよぎる。 まあ、なるようになれだ。 瀬戸では利休君が窯出しをしている。私より12時間早く火を止めてい…

捨てあぶり

行ってみたら藁灰釉はなんとか無事だった。あとは焼き終わって棚板を汚していないことを祈るだけだ。 今回は窯の容積に対して器の量が少なめなので窯詰めは釉薬ごとに棚を変える贅沢さ。比較的すんなりと詰め終わり、捨てあぶりに入る。 ゆっくり、ゆっくり…

不安な幕開け

現在手持ちの釉がないので朝、調合。うっかり鬼板を忘れた。取りあえず飴釉以外の3種を調合し、施釉する。 久しぶりである。一年ぶりだ。 またまたうっかりCMCを忘れたまま長石釉を掛け始めてしまう。 1時間後、見事に剥離が始まる。 遅いお昼を取りに戻る。…

窯焚き準備

釉の原料、CMC、施釉具、バケツ、たらい、その他もろもろを準備。 そして、器を梱包。 瀬戸時代、大澤ガスに通っていたときを思い出す。違っていることと言えば、運搬するのにあの頃は段ボールに入れていたが、今回は昨日カインズで買った丈の低いサンテナに…

こっちの水は甘いぞ

ゆうべの蛍は12匹。田圃の側溝沿いの草地に潜んでいた。 気温がやや高かったので、水田の上をゆらゆらと舞う姿も5匹ほど見られた。 きのうの夕方水路からたんぼに水を入れたせいか、水しぶきが上がっているあたりに5匹ほど固まって光っていた。 農薬を撒いて…

遅遅として進む

今日は一日刈り取った草を燃やしていた。途中、設計士さんが助手を連れてやって来て、水道管の位置と、浄化槽からの排水位置を確認していった。この辺りの地区はすでに下水が整っているのだが、私が買った土地は下水管から限りなく遠く離れているため浄化槽…

気になる眼

NHKで佐野元春のTHE SONGWRITERSという面白いシリーズが始まった。初回は小田和正だ。 最初に歌を書いたとき誰を意識したのかという質問に、小田は同級生と答えた。 同じだなと思った。 器を作るとき誰の眼が一番こわいかと言えば訓練校の同期だ。もちろん、…

べべらオンパレード

来週の窯用にあと2種類の土を挽いていなかったので1枚づつ挽いた。 片方は一番おとなしい素性の土だったが、もうひとつは地元の土をあまり篩わずに混ぜたものだったから、こんな感じになった。 8個挽いてべべらにならないものは一つもなかった。面白い。 今…

窯は空いたが、湿台が乾かん

やきもの師殺すにゃ刃物はいらない、雨の三日も降ればいい・・・だろうか。でも、湿台は粘土の量が多いから乾きが悪いのは当然かも知れない。 予定では11日(金)にとうしゅう窯に原料、器を持込んで釉調合、施釉、12日(土)窯詰め、捨てあぶり、13日(日)本…

運良く乾かず

朝、工房へ行って見るとこの天気である、宝瓶の胴体も蓋も全然乾いていない。 せいぜい茶漉しの部分の半球を凹ませるくらいしか出来ない。 しかし、削り頃になっていなくてよかった。よく考えてみたらこのサイズの蓋を削る湿台がない。 そこで空いた時間は急…

はや文月

あれよあれよという間に半年がすぎた。過ぎ去るものは早い、ひとも時も。 さて、手を拱いているわけにも行かないのでいろいろ試作品を作っている。 今日はこの間の「夫婦道」で見た宝瓶に挑戦。 蓋物は作らない(作れない?)と思っていたのだが、TVで見てい…