2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりのロクロ

∴ 暖かい陽気に乗ってウィンザーの女房たちがやって来る どういうわけか腰痛の日々がつづく。おっかなびっくりロクロに向う。 陽気のおかげで午前に弾いたのが夕方には削れる。 たくさん作ると腰の地雷がはねそうなので少しづつ作り貯めてゆくしかない。 い…

女神、微笑む

∴ 鼻づまりは太古の洞窟ライフの艱難辛苦 今回は窯神も味方してくれた。 天地玄白 振り分け玄白 振り分けは見込の掛け分けが面白いので好きだ。 ただ、すべてうまく行くわけではない。訓練校時代、先生が口癖のようにペケなしで焼けるようならこんなうまい商…

かろうじて

∴ 寒さで前頭葉からのろしが立つ 玄白、ほとんどは物原行きとなったがかろうじて生き残ったのもあった。 こういうやつは二度とは焼けないような気がする。 青味の強い藁灰釉、まるで海苔のような黒釉…… こいつめオレを嗤っているな。 いつもおつき合い下さり…

第一歩からコケる

∴ 北の山々には雪雲 見るだけでも寒さが身に沁みる さあ、本番と勢いよく足を踏み出したかったのだが、のっけで足元をすくわれた。 黒釉が試験のときとはまったく違う発色をしている。何故? やられたなあ。 藁灰釉もまずい色だ。 ということは窯焚きがいけ…

いよいよ本番

∴ 晴、夜になって雨 花粉症相変わらずゲリラ戦 やっとこさここまで漕ぎつけてきた。玄白は歩止まりが悪いからたくさん作っておかないといけないのだが、花粉症の奴め、悪さをしてなかなかロクロに向わせてくれない。ま、気合いの問題だけれどね。まづ、第一…

展示会に向けて

∴ 花粉症、薬をとるかかゆみを取るか どっちみちツライ いよいよ展示会の準備に入る。 まづは灰の処理。鉄釉に使う灰はおどろくほど安い灰だその辺が面白い。一番良質(?)な灰は少なくとも∴ん窯の鉄には合わず、その4分の一ほどの値段が灰が一番よい結果…

玄白試験一段落

∴ 眼薬の力ありがたし 施釉をひと工夫した振り分け玄白。 写真だといろいろな光が反射して釉の感じが分りにくいが工夫の成果は得られた。重畳。今回一番の出来はこの天地玄白の筒茶碗。 さて、これで釉と施釉と窯焚きの試験が一段落したので展示会に向けて作…

ひと工夫

∴ 眼医者の薬が効いているようだが、鼻はつまったまま 玄白試験第2弾。施釉にちょっと工夫を凝らしてみた。 はてさて結果はいかなることになるか…… いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが…

玄白試験

∴ 眼医者へ行く決心 黒釉が決まったのでつぎは玄白唐津の試験に移る。 しかし、やってみると予想していない事態が起こる。 天地掛け分け玄白、まずまずの出来なのだがどこか不満である。掛け分け部分の発色が悪い。変化も乏しい。試験ではよく出ていたのに何…

墨の吟味

∴ 花粉症猖獗 書道に墨は不可欠。 やきものの黒釉に相通じるものがある。 最近購入した紀州墨2種、松煙墨と油煙墨。 墨色はそれぞれ油煙と松煙の特色がよく出ていて次の書道会がたのしみだ。墨色とは関係ないのだが、「大塔」の墨自体の質感がよい。 こんな…

黒釉試験QED

∴ 花粉症はまだまだつづく 黒釉も花粉症くらい安定していればなあ 黒釉試験ようやく一段落。 藁灰釉の掛け分けもいっしょに試験。 若干問題は残っているが、一応調合比は決着。 次は釉を大量に作って安定度を見る試験に移る。 いつもおつき合い下さりありが…

波乱のあとの窯出し

∴ 人生初めての書道展出展 庭前の柏樹子 昨日は1200度直前で油断、700度台まで下がり、1時間掛けて復旧。 そんなんで試験大丈夫??? 一応大丈夫なように見える。 でも、とんでもない雰囲気変化の中での窯焚きだったので、もう一度やり直しておかないと安心…

油断大敵

まさかの油切れ。大慌てで給油……。すると今度は、油漏れ……。温度はどんどん下がってゆく。ポンプからはどくどく油が漏れつづける……。どうする、どうする。 油が漏れるということはそれ以上入って行かないということだから…… 取りあえず、炎の状態を見る…… す…

黒飴釉一歩後退

∴ いい天気 外へ出たいが目が痒い 黒飴釉前回はちょっと前進の兆しが見えたが、その波に乗れなかった。 来月後半に展示会があるので、3月中に黒飴釉のメドを付けたいところだが、問屋さんがなかなかおいそれといい品物を卸してくれない。 いつもおつき合い下…

垂れない黒飴釉を求めて

∴ 今年は花粉症がツライなあ なかなかいい調合が見つからない。いろいろ試験しているうちにちょこっとづつ発見はある。それはもしかしたら大きな一歩なのかも知れないが、五里霧中の自分にはそれをどうつなげてゆけばよいのか、はっきりしない。取りあえず思…