2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

藁灰釉七変化

¶ 今日の窯出しから 藁灰釉は土と灰による変化が大きく面白いが悩ましい ∴ほんのちょっとねらしが長かった 〇手ごろな桜の枝が手に入ったので牛ベラ作りに夢中になり…… ▼その報いがこれ↓ ◎ 土が弱かった!見事にへたり棚板と合体! いつもおつき合い下さりあ…

たまには

¶二度焼でいいこともあるこの湯呑は低温で焼いたとき、ヒドイ出来だったが 焼き直したら大変身を遂げた まれにこういう僥倖もあるまれ、だが・・・ ∴田んぼに水が入った 〇とたんに蛙の合唱 ▼特に夜はかまびすしい ◎そういえば蛙目という粘土があるな いつもお…

愛しの藁白

¶最近は連日の窯焚き 私の窯は小回りが利くのが取柄 白といっても微妙なちがいがある そのうえ藁灰釉は 胎土の鉄分に反応して流れた禾目状の筋が美しいそれに惹かれて何年も藁灰釉に取り組んでいる けれんみのないところが好きだ 一見「おっ」という感じの声…

藁灰釉灰

¶今回は藁灰釉の濃度を薄めて焼成 手前から 益田長石系藁灰釉 平津長石系藁灰釉 釜戸長石系藁灰釉 もう一度平津長石系藁灰釉驚くほど違いが出た 特に気に入ったのはこの2点平津長石系藁灰釉のぐい呑 そして、釜戸長石系藁灰釉の小鉢 また、同じ藁灰釉でも温…

掌のうつわ展が追いかけてくる

¶藁灰釉三種土は同じ赤土系釉は右から 1 益田長石・なら灰・藁灰 2 釜戸長石・なら灰・藁灰 3 釜戸長石・高山灰・藁灰調合は334の比率 これだけ違いが出る面白い! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜第3回掌のうつわ展のお知らせ6月8日(…

藁灰釉

¶調合を変えて臨んでみたら、ようやく藁白が出た しばらくこの方向を試してみよう 下のはうなぎ屋さんの灰から磁石で鉄分を取り出し、土に混ぜ込んだもの 雲母よりザラつきがなく扱いが楽だが、たくさんは取れない ∴立葵の季節が近づいてきた 去年、お隣さん…

窯出し

¶また、藁灰釉に戻った 藁白狙いだったのだが、また青くなってしまった この土は収縮率が大きくしょっちゅうこういうことになるこれからは食器を焼いてゆく 茶碗はしばらくお休みだ 九州の畏兄がある茶人のことば「茶碗はただお茶が飲めればいいのですよ」を…

納品前

¶萩湯呑、ようやくすべて焼き終える ちょうど依頼主の方が別な用事で見えたので出来上がりを見てもらった一安心あとは包装して納品さて、つぎは掌のうつわ展に向けて再出発だ ∴寒い 〇ストーブのお世話になっている ▼温度計を見ると… ◎あれれ 冬ほど低くはな…

受注の湯呑

¶20個焼いたが、慎重になりすぎて焼きが甘くこの5個を残して焼き直し 以前作った湯呑と同じものという依頼だったが、ガス窯の雰囲気は灯油窯では出ない 何度か近いところを狙って試験したが、結論は私は私は、君は君 灯油は灯油なのだこの萩土の湯呑、なんの…

10輪目の朝顔

¶3月にはじめての花をつけてから間を置いてポツポツとマイペースで咲いていた越冬朝顔気候がよくなってきたせいか、昨日9輪目が咲いて今朝10輪目が開いた 10輪目はなかなか芸術的なツルの伸ばし方をしているよく見ると、もう次の蕾が用意されている庭にはい…

湯呑作り

¶ 昔作った湯呑を記念日に配りたいという依頼を受けた 最近作っていない形なので、最初はうまくゆかなかったが、少し手が慣れてきた依頼主に作っているところの写真を撮ってほしいと言われているので、セルフで撮ってみためったに作りの写真はないので、面白…