2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりの晴れ間

∴ 周りの田んぼで一斉に田植の準備がはじまった 乾いた田に水が入る 蛙が鳴く季節になった ふと気がついた、家用の湯呑はB品ばかりでちゃんとした湯呑がないことに。 というわけで今日はふだん使いの湯呑を弾いた。 かたわらで手びねりのサイダー湯呑をせっ…

ヒマの効用

∴ 終日雨 いそぎのものもないので 心おだやか アートフェスティバルとはいうものの平日は実にヒマである。 そこにちょうど劇団仲間が遊びに来た。 じゃあ、陶芸教室!というわけであるものはたたら皿を、あるものは切立湯呑、あるものは猫の置物……という具合…

梅雨入り

∴ スズメの餌を鳩が横取り 餌場に居座っていつまでも食べている でも、近づくスズメを追い払うことはしない やはり平和の象徴である なんだかどんよりした日がつづいているなと思ったら梅雨入りだという。そう言えばもうすぐ水無月。一体だれが水無月なんて…

粘土の整理

∴ 雲が低くて 雨になりそうだった が 何とか持ちなおした 二度焼きはうまく行かなかった。そうは問屋が卸さないものである。そこで工房の整理をした。これまでいろいろなところでいろいろな粘土を買い求めて来た。今でも使っているのもあれば、まったく使わ…

焼き直し

∴ 最近餌場に群がるスズメの数が半端でない 今日はせまい弁当箱のような餌台に十羽 時には相性の悪いヤツもいるのだろう 突き合って相手をどかすこともある 見ていて飽きない 前回、大失敗した器は焼き直せば何とかものになりそうな気配があったので、今日は…

ん?転職した?

∴ 前橋のデパートで 松江の銘菓「山川」を発見 不昧公になって至福のひととき この間の窯焚きの置きみやげを処理する。同じ姿勢がつづくので腰に悪いこと甚だしい。少しづつやるしかない。手にタガネとカナヅチを持ち、しばらくは石工に転職。 さて 昨日から…

窯神の怒り!?

∴ 久しぶりの前橋 町に出たという感じ この「田舎に住んでいるなあ」という実感がよい 午前五時、ちょっとだけ早起きして昨日の窯を開ける。 新しい藁灰を何度か試験したあと、満を持しての焼成だった のに…… 嗚呼 ひさしぶりの「やってしまった」が待ち受け…

柿の蔕窯出し

∴ ただ今 おかえり ろくろが帰ってきた ねらし還元1時間の成果……はよく分らないが、前回より若干くすんだ調子に上がった。 口径134-135mm 丈72-75mm 233g ちょっと薄く作りすぎた感はある。そのため樋口がちょっと不満な出来になっているが、全体としてはよ…

窯焚き〜柿の蔕その2

∴ 不意の夕立 雷鳴稲妻 あっという間に去っていった 今日は柿の蔕第2弾の窯焚き。 前回とほぼ同じ焼成だが、広島から心強いヒント満載の矢文が飛んできたのでさっそくねらし還元を試してみようと思う。しかし、炎というものは不思議なものだ。 その日の気候…

柿の蔕茶碗

∴ 雨の予報がうれしくハズレ 五月晴れとはいかないものの お天道様が見られるのはよい 下段、中段、上段にひとつづつ入れて柿の蔕を低温焼成で焼いてみた。1160度中性炎。ねらし2時間、急冷。 上段は焦げが進みすぎて黒ずんだ感じになった。いつもは1200度だ…

窯焚き

∴ 薄曇り 時折蛙が鳴いて うぐいすが啼いて きじが啼いて 柿の蔕の窯焚き。 念のためブル陶に電話して温度を訊く。1180度くらいが妥当なところらしい。でも、今回は生焼け覚悟で1150度で行ってみよう。少し引っ張り気味に焼いてどうなるか…… いつも初心が肝…

窯出し

∴ 裏庭に蒔いた朝顔と向日葵の種が発芽した 去年はせっかく咲いた向日葵を心ないやからに引き抜かれた 今年は無事に咲きますように 今回の窯はいいことなしに終った。 でも、柿の蔕はキンキンになり窯の根で焼いてもやはり温度が高いとダメなことが判明した…

窯焚き週間

∴ つばめが窯場に巣作りのための偵察に来ている あまり環境はよくないかも知れないけれど 作ってくれたらうれしい ろくろなしでもあと3窯分は作り置きがあるので、今日からは二日ごとの窯焚きになる。 焼成は不思議に満ちている。分らないことだらけだ。うま…

看板完成

∴ 夕方になって一天にわかにかき曇り 雨になった あまり暑いのよりいいかな ようやく山房の壁に看板がついた。 これで国道沿いの看板を見て入ってきたものの、どの建物が山房なのか分らないという苦情は出なくなる。やれやれ。 さほど目立つデザインではない…

しばしの別れ

∴ 地図で旅をする 写真で料理を味わう 画餅、餓えを充たす シンポの担当者がろくろ修理にやって来た。その場で直すのかと思いきや精密部品なので工場に持ち帰らないと直せないという。以前誰かのブログではその場で直したとあったのですぐに使えると思い込ん…

脇道へ逸れず

∴ すずめの親子が餌場にやって来るようになった 見ていて飽きないのは何故だろう ひとは何故か脇道へ逸れたがるものだ。ただ目的地に向うだけの旅は味気ない。だから寄り道する。時に脇へ逸れたことに気付かず、そのまま迷い人のままでいることさえある。私…

跳ぶ前にしゃがむ

∴富士は霞んで見えず ヒゲを短くしていたら間違ってもみあげまで短くしてしまった トホホ 昨日は窯出しの悲惨な結果に絶句。気晴らしにお昼と買物へ出掛けた。足利へ行く予定が道を間違え、結局佐野まで足を伸ばし、久しぶりの宝来軒ラーメンを堪能した。そ…

縁の力

∴ 生まれようとするものは みずからかたちをととのえる 茶碗の向う側からことばがやってきたそこにひとはいない 茶碗だけが凛としてある 茶碗が話し 茶碗が聞く 楽しくも引き締まったひととき時を越え 場所を越え ひとを越え 鳴り響いてくる茶碗のことばその…

奇妙なよい天気

∴ すずめのために餌台を立てた 寒くて暑い日に 朝は少し肌寒く、そのくせ、昼には30度近くまで暑くなった。なんだか頭がボーッとしてしまう。夕方にはまた肌寒い……と思って温度計を見ると23度もある。そりゃ温度を感知する機能もおかしくなるワイなぁ。『マ…

ろくろ不調

∴ 久しぶりのヨガ やっている最中に眠りに落ちそうになった 餌場で争うすずめたち 愛用のシンポRK-3Dが時々不調に陥る。今年になってから二度目の不具合だ。ペダルを押しても回転板が回らなくなる。ブルブル音がするだけで文字通り駄々をこねている感じだ。…

窯出し

∴ 固定観念を捨てる むずかしいことだ 強還元の窯だったが、火表の器の出来は上々だったものの、中ほどや、火裏の器は釉の流れが十分でなかった。これは温度不足なのか、ねらし時間が不足しているのか……でも、試験した釉がいい感じに上がり、茶碗に使えそう…

連日の窯焚き

∴ 暑い 室温23度 短パンにTシャツになる まずは窯が冷めるのを待って昨日の酸化焼成の器を出す。 この土と藁灰釉のマッチングは酸化より強還元の方がいいようだ。というわけで、残りの器をすぐに窯詰めし、点火。 窯が暖かいので昇温が早い。油量を抑えて焼…

窯焚き

∴ 今日も太陽光発電は30kw ゆうべあぶっておいた器を今朝、施釉して、あわただしく窯詰め、点火。 釉が湿っているのでゆっくり昇温する。今日の窯の目的は、藁灰釉が酸化1220度でどんなふるまいをするかの試験と、月ヶ瀬の粘土屋さんから送ってもらった調整…

外干し日和

∴ 有鄰館へ行ってきた いろいろな店が出ていた ちょっとした行楽気分 まさに五月晴れ!桐生の山々は新緑のこだまが響いている。山房では器を外干ししたあとはゆったり休日をすごす。 見なれない野鳥が餌場にやって来た。 調べるとカオジロガビチョウという名…

アートフェスティバルに向けて

∴ 晴天 富士山がくっきり見えた すずめも腹が減るのか 食欲旺盛だ やきもの作りは水とのつき合いが濃密だ。手に脂気のない私はあっという間にかさかさになる。それだけだったら保湿クリームで何とかやり過ごせるのだが、私の場合どういうわけか右手親指の爪…