2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

窯焚き

∴ バナナのたたずまい 枯れかかった芭蕉もいいものだ 今回で灯油窯の窯焚きは69回目になる。100窯まで31回。まだまだ勉強すべきことが多い。粘土屋さんのブログを見ると、ことばを知ってはいるものの正しく理解していない単語がずらりと並ぶ。あんな風に窯や…

明日の窯焚きに向けて

∴ 薄曇 餅を焼いて 小豆島の醤油の実力を知る 茶碗をあぶる。今回の黄伊羅保試験は土を変えたのでどんな感じにあがるか楽しみだ。灰釉は灰の割合が多いほど気まぐれなのでどうなるかはまさに窯神のみぞ知る……である。芝居の稽古の合間をぬって、今夜はひと月…

外干し

∴ 久しぶりにコスタリカ珈琲を飲む この風味! 本番が迫っている芝居の稽古で気持のゆとりがあまりない。それでも、黄伊羅保が気に懸かっているので先日二種類の土で茶碗を弾いた。 両方ともかなり荒れた土なので、うまく弾けなかった。井戸形に作ってはみた…

終日稽古

∴ 稽古場の隣は野球場 中学生が練習試合 この中からプロ選手が生まれるのかも知れない 今日は一日稽古。稽古場はその日その日でいくつかの公民館などを移り歩くジプシー生活。ようやく完全に最後まで通せる状態になった。やれやれ。異例の早さかも知れない。…

黄伊羅保に向って

∴ メタボ腹引っ込め作戦としてなるべく階段を上り下りするように心掛けているしかし……右足の親指のつけ根が痛い。軽い捻挫のようだ ああ、年だ ようやく黄伊羅保の土の見当がついてきた……と思う。2種類のブレンドをして、茶碗を弾いてみた。釉も新たに調合し…

窯出し報告

∴ 朝は冬 昼は夏……二階は30度だ まずは展示室の様変わりについて……たまたま別な工事で大工さんが入っていたのでお願いして展示室の一角に展示棚を取付けてもらった。 ちょっといい雰囲気になった。この展示棚に負けない器を作らなければ…… - さて、今日の窯…

再出発

∴ どんどん秋が深まってゆく それなのにバナナは新しい芽を天に向って突き出している 小窯のバーナーのオイルポンプを新調した。 今日は施釉前のあぶりで温度のあがりをチェックしてみた。これまでの目盛では上がりすぎてしまうことが分った。ほとんど手作り…

稽古

∴ 今日は大久保地区の秋祭り 残念ながら稽古でいつも参加できない 例によってストーリーのない芝居だ。今年は特段見せ場もない。淡々と、ゆったりと進む。静かに流れる川は深い。そういう川を目指している。何度も謎が見る側へ投げられる。もちろん答はない…

稽古

∴ 夜見ると、温水器の温度が60度を超えている ちょっとうれしい だんだん本番が近づいてきた。 まだ通せる状態になっていないけれど、今回の芝居の特徴がぽつりぽつりと降ってきているように感じる。今はじっとガマンの時だ。何度も何度も通して自然で、なお…

秋晴れ

∴ 10月中旬というのに じりじり焼け付く陽射しである 昨日とは打って変わってわが家のsolar発電は29kwに達した。天気とは裏腹に体調は今ひとつぱっとせずろくろに坐れなかった。こういうときはからだの声を聴いて、気の流れに逆らわずゆったりすごすのが一番…

ヨーグルトを選ぶ

∴ 雨である 太陽熱温水器はまったく蓄熱せず 太陽光発電は2kwのみいや、こんな天気なのに2kw発電したことをほめてやりたい なんでもヨーグルトにも相性があるらしい。2週間くらい食べ続けてみて体調がよくなるようなら相性良好だという。まずMヨーグルトか…

晴のち雨

∴ 山房の北と東には森がある 森には桐がある、榎がある、杉がある、檜がある 今日から東の森が見えるようになった 天気予報が見事に当り、午前中の秋晴れが大粒の雨に変った。東側に窓が出来、今までは見ることのなかった景色が見られるようになった。窓を開…

こつこつ

∴ 三歩進んで三歩下がる でも、立ち止まっているわけじゃない 昨日と同じ土で鈴形湯呑を一枚弾いた。あっという間に乾いて4時には削りに入る。今ちょこっと山房の三角部屋の手直しを大工さんにしてもらっているのだが、帰りがけに棟梁曰く、家を建てるとき、…

てだれ

∴ 朝夕は寒い 日中は暑い 庭のバナナは荒涼とし始めた てだれとは「手練れ」つまりその道の熟練を指すが、私の場合はあっという間に手がだれてしまうという意味の「手だれ」である。雲泥の差である。久しぶりに茶碗を弾いた。荒土は混じっているもののほとん…

ちょっとうれしい出来事

∴ ウンゴロ オゴロ セミババ ヤットコセイ これすべて蝉の幼虫の名前 日本各地でいろいろな名前で呼ばれている ちなみに群馬では「はいぼ」 若いひとは誰も知らなかった 昨日は私のシェイクスピア学(?)を引き継いでくれる弟子が大学でシェイクスピアパフ…

あれれ?

∴ 秋の日は釣瓶落し 四時半をすぎるもううす暗い 一週間ぶりの窯焚きである。今日はいつにも増してオイルポンプが不安定だ。これまでも目盛を上げたのに降温することが時々あった。対処法は掴んでいたのであわてることはないが、しょっちゅう窯場に降りてポ…

さぼりぐせ

∴ 醤油 いまいろいろ試している 今夜のは小豆島の鶴醤という銘柄 ブログは毎日書いていないと調子が狂う。書かない日がつづくと書くことを忘れてしまう。芝居の稽古に意識が飛んでいた……いや、いや、これは単なる言い訳……言い訳はみにくい。ちょっと生活のリ…

ためつすがめつ

∴ いのししが目の前で悠然と田畑をあらしていた あちらにしてみれば、食事の最中 こちらから見れば、迷惑千万 伊羅保釉試験の器を昨日から手に取ったり、お茶を飲んだり、じいっと見たりしている。最初は一種の固定観念にしばられてまともに見られない。その…

窯出し

∴ またまた夏日 焦げ付くぜ私の脳細胞 念願の伊羅保茶碗の作成に向けて、まず黄伊羅保釉の試験だったが、土はもっと鉄分の少ない土の方がよいようである。焼き上がったものは黄伊羅保としては?のものだった。それでも試験結果からはいろいろな収穫が得られ…

朋有遠方自来

∴ 暑い また扇風機が活躍中 突然、40年以上音信のなかった大学時代の同期から封書がとどいた。クラブの同期会の案内だった。こんなにも音信途絶していたのに、よくぞまあ私の連絡先を探し当ててくれたものだと、万感の想いである。まだ十代のころいろいろな…

黄伊羅保試験

∴ しあわせという英語happyは偶然hapという根から育った 僥倖 考えてみたら日本語の「しあわせ」も似たようなものだ 試験用の器も乾燥したので、いよいよ黄伊羅保の試験に入る。今回は3種類の釉を試してみる。いわゆる青伊羅保は手持ちの釉で出ることは分っ…

気がつくと10月

∴ いくつもの演出を捨てながら 舞台は作り出されて行く 第九よさようなら!シンプルにシンプルに…… 台風もそれほどの猛威を揮わずにわが山房を通りすぎていってくれた。ただ、バナナには爪痕が残されたが……台風一過の晴天!まさに外干し日和である。夕方から…