気がつくと10月
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いくつもの演出を捨てながら
舞台は作り出されて行く
第九よさようなら!シンプルにシンプルに……
台風もそれほどの猛威を揮わずにわが山房を通りすぎていってくれた。ただ、バナナには爪痕が残されたが……
台風一過の晴天!まさに外干し日和である。
夕方からあぶり。明日か明後日施釉して木曜は窯焚きだ。土の調合を変えてみたが吉と出るか?
11月が本番の芝居「喫茶去亭夜話」の稽古もそろそろエンジンを掛けないといけない。この土日で大分進んだが、舞台は通せるようになって始めて全体像が見えてくるので、どこがダメでどこがいいのか最後まで分らない。分らないながらも、その場その場で判断して取捨選択をする……これはほとんど賭けである。
素朴ながら深みのある空間と時間が生み出せればよいのだが。