2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

井戸生育録

この間の窯焚きで一番よくできたと思う茶盌でお茶を点てる。 どんな風に育って行くのか観察する予定だ。 育つ前はこんな感じ。 口径147mm 丈90mm どれくらい使ったら変化するのだろうか? 取りあえずしばらく使ってみよう。伝来の井戸って窯出し直後はどんな…

窯出し備忘録

前回の生焼けの反省から火口には細工せずに素直な焼き方でやってみた。 が 今度は面白味のない出来になった。 振り返ってみると前回の方がずっとよい。もう少しだけ火が入っていればよいのだ。次回はあの焼き方でねらしを少し長目に取ってみるか……というか、…

窯出し備忘録

火口に少し細工したら窯の上段に炎が通らなかったとみえ、生焼けになった。対照的に根に置いたのが一番焼けていた。最上段から順に並べる。◆井戸その1 うしろ側だったので一番生焼けだった。これ位の生焼けでも梅花皮は生まれ始めている。 ◆井戸その2 同じ…

群馬は古墳の宝庫だ。車で20分のところにある大室古墳公園へ出掛ける。 なづ菜にとっては(私にとっても?)格好の運動場だ。 小山の頂上を征服!? 巨石のモニュメントが珍しいらしい。 お昼は赤城山麓のレストランで。 ∴ 井戸とは? 六つ窓があり、声を掛…

外干し

また土を替えて井戸を弾いた。今日は外干し日和。 それにしてもまだ「水濶(ひろ)く山遥かにして路更に深し」である。 ∴ さわやかな気候を楽しむ 長雨のあとはことさらだ いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリック…

秋だなあ

朝顔は最盛期を過ぎ、代わって曼珠沙華が田んぼの畦をお立ち台のようにして咲き誇っている。 さて、重い腰を上げて井戸の作りに入ろうか・・・ ∴ 最近、居間の窓ぎりぎりのところで(10cmくらい)蜘蛛が巣を張って獲物を待っている。今、朝7時。せっせと巣の張…

大井戸その2

施釉法を変えてみた。 ちょっとだけ味が深くなったか・・・ 見込の施釉法は工夫の余地あり。 これは愛称「高井戸土」の大井戸。口径155mm 丈94mm 重さ448g 井戸。もうひとつ別な施釉法を試してみたが、こちらはそれが徒となり胴の釉がちぢれすぎてあえなく失敗…

大井戸に挑む

今回から大井戸に挑戦。試した3種類の土のうちひとついい感じのがあった。茶盌はちょっと重めだったのが今後の反省材料。 口径155-158mm 丈95mm 重さ457g 施釉方法をちょっと工夫してみたがどうだろうか?下のはこれまで通りの施釉方法で掛けたもの。口径155…

井戸小碗

昨日の窯出しからその1 やや鉄分の多い土 その2 鉄分はないが、粗い土に美濃の赤土を合わせたもの その3 上に同じものに山房の土を合わせたもの 大道土の化粧は失敗。少し濃すぎたようだ。また挑戦してみよう。それにしても静かな音楽が聞こえる茶盌作り…

今日の窯出しから

少し釉と焼成が安定してきた。あとは土合わせの吟味だが、これはQEDに至ることはないだろう。 地元大久保と美濃の土を合わせた井戸盃 そして、井戸小碗 見込に改善の余地あり 全体の課題は見れば分るとおり井戸の声が聞こえない。これは長くなりそうだ……。 …