2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

模様替え

∴ 晴 のち 曇 そして 雨 ころころ変る春の天気群馬の森クラフトフェアが終り、一段落したので工房の模様替えをはじめた。 ろくろの位置を変えようと思う。山房を建てたとき、工房部分を一番広くしたのだが、いざ道具を入れてみると私の片付け下手も手伝って…

抹茶をいただく

∴ てふてふが いっぴき、にひき のはらをとんでゐるしばらく抹茶を切らしていたのだが訓練校同期の幸楽園けえちゃんが陣中見舞いに抹茶、ほうじ茶、珈琲豆を送ってきてくれたので、久しぶりに茶を点てた。 お菓子はクラフトフェア当日差し入れにいただいた「…

朝っぱらから

∴ 一体全体どういうわけか分らないのだが 気が重くてしかたがない In sooth I know not why I am so sad. 『ヴェニスの商人』の開幕。 私の場合気は重くないのだが頭が重い 今週はゆっくり休んで、来週から工房開き用の器作りに入る予定だ。これまでひたすら…

首に来た

∴ 外は暖かいのに 家の中は寒い バーンスタインのあくまでも愚直なベートーヴェンの第7が響いている人力スタンパーをしたわけでもない、ずっと下を向いていたわけでもない。それなのに首に来た。ひどく痛い。下を向けない。そのあおりか寝ているときによほど…

腑抜けになる稽古

∴ ふわふわふわ くらげがうらやましい か?昨日は終日(ひねもす)のたりとすごす つもりだったが結局あまりのたりのたりとはすごせなかった。 というか、のたりできない性分なのだ。 分っちゃいるけどね。群馬の森クラフトフェアで6月12日(日)の午前、午…

群馬の森クラフトフェア終了

∴ くぬぎの花粉が 真っ黄色のシャワーとなって 降ってきた群馬の森クラフトフェアは、今年のモットーである「∴ん窯、世に出る!」の第一歩だったが、無事に二日間の展示を終えた。 初日は雨が心配されたが結局数滴雨粒らしきものが落ちただけで、助かった。…

搬入準備

∴ 地面は花の絨毯 枝は葉桜あしたの群馬の森クラフトフェアに持込むものを車に積みこんでみた。思っていたよりかなりの量になることが判明。 明日は雨模様。 さて、どんなことになるやら。 なお、∴ん窯やきもの山房の出展場所はCエリアです。お近くの方は是…

無事に窯出し

今回は無難に焚けた。二度焼も表情が出てきた。 展示の準備をする。どんな風に展示すれば器が映えるのだろうか?

窯出し待ち

∴ 曇、晴、曇 気をもませる春の空である窯出しを待っているあいだに知合いから電動やすり(サンダー)を借りて作業する。 山房を設計してもらったCabin氏の家はかつて材木屋を営んでいた。∴ん窯の看板用に頂いた古材をサンダーで表面を滑らかにする。 一本は…

窯焚き

∴ 雨のあと 一気に木々が芽吹いているクラフトフェア前、最後の窯焚き。8時半点火。中性炎、1250度予定。 今日の焼成は二度焼数点と説明の札立てだけなので窯はがらがらである。クラフトフェアには柿の蔕茶碗2点、塩笥形湯呑100点、ぐい呑5点の出展予定だ。 …

雨だ

∴ 雨が降る なぜか腹が減る用事で外出した帰り、山房へと道を登っていると、雨でほこりが洗われたせいもあるのだろうが、辺り一帯が新緑の準備をしている。Echoing Greenという英詩集を持っていたが、まさに緑がこだまする準備をしている様子である。赤堀歴…

終日、準備作業

∴ カスピ海ヨーグルト 今夜も作るぞ〜今日の作業は展示台に置く器の説明札の作成。ああでもない、こうでもない。よし、これで行こう。でも、印刷すると、ちょっと違うなあ。またやり直し。そんな感じで夜になってようようほぼ完成。柿の蔕以外の値段つけはマ…

紙袋作り

∴ ふと見上げたら 朧月が下界を見下ろしていた 明日は雨か?群馬の森クラフトフェアに備えて、∴ん窯やきもの山房の紙袋を作った。といっても袋から作るわけではない。袋は市販の無地のものを通販で買った。そこにシールを貼ってそれらしく見せようという魂胆…

美味発見!

∴ なれては来たが やはり大揺れはこわい 今日は地下に巨大な生き物がいると実感した最近、けっこう大きな揺れがつづいている。元来気の小さい人間である。勢い寝不足気味の日がつづくことになる。また、今日は昨日につづきヤケに暑い。寝不足と暑さのせいで…

満開

∴ 気 無理に出そうとしても 出ないものは出ない じっくり待とう∴ん窯やきもの山房のすぐ隣にある大久保集会所の桜が満開だ。 山房への通路にも花びらがちらほら落ちている。 桜はどうしてこのように妖しい美しさを湛えているのだろうか。 いつもおつき合い下…

シェイクスピア朗読ワークショップ

∴ 車で町を走っていると所々道の上に花びらが落ちている 時には風に乗って淡いピンクのひとひらが飛んでくる 昨日、「シェイクスピアを朗読してみよう〜英語発音上達ワークショップ〜」の第1回目の講座が開かれた。 参加者は4名。シェイクスピアで人を集める…

送りたいが

∴ 東京は東京だけの論理で日本を見る おそらく永遠に変れない宿業避難生活を送る人たちがカップ麺の容器で食事をしていたのが目に痛く刺さった。 だが、洗う水がないから紙の皿やカップ麺の容器を使い捨てにしているのだろうか? その辺が分らない。 ボラン…

咳き込む春

∴ 東北だけが被災したのではない 日本全土が被災した がんばれ日本何年かに一度花粉症の後記にぜんそくのような咳の発作に見舞われる。どうやら今年がその年に当ったようだ。 まあ、そのうちに治るだろう……。今日は群馬の森クラフトフェアに出展する器の記録…

死せる詩人の会

∴ 花曇り 里山でも五分咲きになってきたBSで「今を生きる」(Dead Poets Society)をやっていた。なつかしくて録画した。見ているとつい引き込まれてしまう。 詩の力、ことばの力に正面から向き合った作品だ。ハリウッドだけが映画ではない。こういう作品を…

満開の桜

∴ しだれ桜が満開 路上駐車車両も満開風呂に湯を張ろうとしたら、例によってカマドウマが3匹、空の湯船の中で夜の運動会の真っ最中。 2匹はすぐに捕まえて窓の外へ退去していただいたが、3匹目の素早いこと。なかなか捕まらない。 手の中にいったん入るのだ…

第3弾窯出し

∴ 利休鼠の雨がふる 言い得て妙なり以前洋画家が絵が好きかと訊かれて、そんな風に考えたことがない、と答えるのを聞いて膝を打った。 好き嫌いで動いてはいないのだ。 好き嫌いは当てにならない。だから面白いとも言えるし、だから堪らないとも言える。 大…

春を発見

∴ 桜咲く 下からは見えないものも 上からなら見える最近は花粉を避けるため散歩を控えている。そこで今朝はせめてすぐ隣の神社まで、と石段を登った。お詣りをすませ坂の上から境内を見ると、桜が咲き始めていた。8時第3弾点火。今回は中性炎1230度〜1250度…

窯出し第2弾

今回の窯には私にとって一番重要な柿の蔕が入っていた。 結論は失敗である。なかなか先が見えない。もう少しと思われるのだが、もう少しが遠い。 遠くて近いは男女の仲 近くて遠いは田舎の道まさに田舎の道である。

釉調合

∴ ぎらぎら照る日より 曇天にちょっと安心な脳天気 藁灰釉が終りそうなので調合する。 真っ黒けになる。爪のあいだに染み込んだ藁灰はなかなか取れない。 上水が切れるようになるまでどれくらい掛るだろうか?釉によってはすぐに沈澱するが、藁灰釉は真っ黒…

窯焚き第2弾

∴ 花粉が咳を運んで来た。 なぜか立原道造を思った そして今も噴煙を上げているであろう 新燃岳を思った ささやかな地異は そのかたみに 灰を降らした この村に ひとしきり 灰はかなしい追憶のやうに 音立てて 樹木の梢に 家々の屋根に 降りしきつた (「は…

窯出し

夕方の窯出しの前に、まず第2弾の施釉をした。 それから第1弾の窯出し。中には融けきっていないものがあったので、第2弾に追加する。 まだ温かい窯に第2弾の器を詰める。少しは水分が飛ぶので具合がよい。 明日また窯焚きだ。

ヨーグルトとBS

∴ 春眠 TVを観ていると いつの間にか寝ている自分がいる どのスーパーの陳列棚からヨーグルトが消えている。 仕方ない。冷蔵庫に保存してあったカスピ海ヨーグルトの種菌を取出す。期限は切れているのだが、取りあえず牛乳をまぜてマニュアル通り活性化を…

鎮火

さきほど1200度で色見を出し、少しねらして1205度で鎮火。 あとは祈るのみ。

窯焚き

∴ 震災以来 秩父連山の向う側に 富士を見る習慣を忘れていた 久しぶりに遠くを見る。窯が焚ける幸せに感謝しながら、窯焚き第1弾。 8時点火。目標還元1200度。鎮火予定午後8時。 今回は再び変則焼成に挑戦。扉側の2本を強めに、煙突側の2本を弱めに焚く。去…

窯詰め

数が約40個なのですかすかである。 窯詰めの悩みはない。むしろツクなどで内容を増やす必要がある。 ひたすら無事に炊き終わることを祈るのみである。