2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

もののけ

どうやら今日の私には阿左美沼あたりの妖怪でもとりついているらしい。からだが重くてたまらない。 全部で何十キロあるのか分らないが、クデを再生して、それに新しい粘土を混ぜようと思ったものの、5kgの塊を練っただけで調子が悪くなってしまった。 朝から…

棚板補修

先日頂いてきた棚板はとうしゅうさんが別なひとからゆずり受けたものだそうだ。 かなり汚れているので、まず身の安全をはかり、完全防備! ディスクグラインダーで汚れをそぎ落し、ガラス化しているところはタガネで砕く。 それでほぼきれいになったが、悩み…

朝のドラマ

昨日からNHKの連続TV小説が新装開店である。ヒロインの子役はいいが、ヒロインはあまりよくない、という永遠の図式がNHKの朝のドラマにはある。残念ながら今回もその図式通りに進行している。 今朝はべとべとさんが登場。もののけの存在を察知する感性は、八…

弥生の寒さは身に沁みる

真冬より厚着をしている∴ん窯の五郎である。 それでも寒くてからだがちぢこまっている。一旦暖かくなりからだは、もう春!と芽を出し始めたのに寒波、寒波で裏切られ、桜のつぼみとおんなじで途方に暮れているのだろうか・・・ さて、そんなことは言っておられ…

今日の作業

運搬。 構造材、コンパネ、石膏ボード、柱、部材などなど、例によって積み込みはフォークリフトでらくちんなのだが、降ろすのに時間がかかる。ダビンチ氏は怪力の持主である。構造材などは三枚いっぺんに運ぶ。私は一枚。二枚に挑戦したものの結局時間がかか…

その男、貧乏につき

ガスの配管を依頼している■協から電話が入る。どうやら私は金銭面で信頼されていないらしい。 工房を最後まで完成できず、たったひとりの助っ人にまかせている状況である。ちゃんと料金を払ってもらえるのかと疑われても仕方あるまい。「その男、大丈夫なん…

いいことがつづいた日曜日

お昼は佐野、宝来軒まで足を伸ばしひさしぶりに美味しいラーメンを賞味した。 帰ってしばらくすると遥かな地から義捐物資が送られてきた。 こんなに美味しい羊羹をたべたことがない。餡のつくりにこだわりがあるそうである。普通の羊羹よりはるかにやわらか…

エスプリ

Obviously crime pays, or there'd be no crime. (G. Gordon Liddy) どうみたって罪は高く付く。だからこの世から罪はなくならないのだ。 いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが表示されれ…

山田太一「遠まわりの雨」

はじめから見たかったのだがプロ野球中継のあおりで開始がずれ込み、さらにボクシングと重なってしまったので、CMのあいだにちらっとだけ見たのだが、なんとヒロインが前橋駅からタクシーに乗り、中央アーケードを走るところだった。 見なれた光景もTVで見る…

一週遅れのお彼岸詣り

ご先祖に挨拶をしに前橋へ行って来た。 あちらの方が花粉が多いのだろうか。なんとなく新里にいるときよりだるく感じた。 ただ、その後腕のよいKEN整体師にからだを揉んでもらったのですっきりした。背中の筋がこわばっているらしい。揉んでもらいに行くたび…

せっせ、せっせと

今日もドカタの一日だ。 ひたすら砕石を運ぶ。ただそれだけだが汗をかく。休んでいると冷えてくる。また動く、疲れて休む。また冷える。 からだは正直に反応する。 帰り道、夕焼けがきれいだった。 夕焼けはめったにデジカメには映らないものだが今日だけは…

氷雨の日

今日、工房作りに関しては私の出番なし。 ちゃわん屋として新しい出会いがあったので、今後の展開について萩の師匠にその道の教えを乞う。 今までの人生では出会ったことのない世界が待っている。波に飲まれて溺れそうでもあるし、ひどく楽しみでもある。 Th…

道具考

いろいろな作業をやっていて思うことがある。道具のありがたさだ。 用途にあった道具を選べば作業は楽だ。だが選択を誤ると作業効率が落ちるだけでなく、道具をこわしたり、自分もケガをしたりする。 同じ道具でも信頼に値する道具があれば、身の安全のため…

今日もドカタの日

午前中だけだったが、山積みになった砕石をネコに積んで工房の周囲に運んだ。 我が工房は樋というものが一切無い。予算の関係でつけられなかった。だから雨が降ると大屋根が下がっている方の北側は一面の雨垂れとなる。なかなか風情があってよい。 だが、地…

林業の日

終日、林業の日だ。 この間枝下ろしたのを電気ノコギリで燃やしやすい長さに切断する。ある程度の太さがあるものは杭に使えるので120cmの長さに切断する。 仕事はこの二つ。 まず電ノコがむずかし。スパっと切れない。抵抗で刃が止ってしまう。最後の方にな…

優しい時間

名作の誉れ高い・・・かどうかは知らないが評判は高かったと記憶している倉本聰の「優しい時間」全11話をようやく通して見終った。ちょっとだけ録画できなかった部分はあったがほぼ全篇見ることができた。 まず感じたのは倉本聰の最高傑作と呼ぶにはほど遠いと…

春の嵐

予報に違わず吹きまくる春の嵐だ。 これで外に出たらとんでもないことになるだろう。止めておこう。 しかし、理不尽にも花粉症は日本人三人に一人だという。ということは三人に二人は花粉症ではないことになる。 そこが解せないし、また、ユルシガタイ。何と…

火の魚

なかなか上質なドラマだった。 主人公の小説家の退廃趣味を原田芳雄が好演していた。彼には退廃気分が実によく似合う。あのぶっきらぼうな声が好きだ。 ヒロイン役の尾野真千子もよかった。最初はほとんど慇懃無礼とも言うべき切り口上でしか作家と接してい…

床材の買い出し

トラックでジョイフルホンダへ予約しておいた床材を受け取りに行く。 積み込みはフォークリフトでちょんちょんなのだが、工房に下ろすのがなかなか手間である。 これで床材は揃った。 自分ではまだ床が張られた状態が想像もできないでいる。 今日は春霞が一…

削り

朝一で削りを済ませ、開店と同時にジョイフルホンダに到着の予定だったが、私が寝坊して削りが予定より一時間延びてしまった。 それでも無心にせっせと削っていたら我ながらいい感じに高台ができた。 未熟ではあるが長板7枚ほど弾いていると中にはうまく弾け…

窯にはじめて火が入る

今日、煙突工事が終り、灯油窯の焚き方を教わった。 あっという間の説明だったのでまだちゃんと理解できているかどうか自信がないが、なんとかなるだろう。 窯屋さんが帰った後ひとりで点火してみた。 バーナーの個性?なのか同じ油量でも炎の長さが違う。あ…

工房進捗録

今日は設備屋さんが終日水回りの工事をしていた。 夜になると雨になった。屋根の雨音もこの位なら楽しい。 独断的血液型季節仕分け完了! 春=AB型 夏=B型 秋=A型 冬=O型 異議のある方は遠慮なく申し立ててください。 いつもおつき合い下さりありがとうご…

ロクロ

久しぶりにロクロに向う。 初窯用の飯碗を弾く。明日削るが、明日の予定が読めないので取りあえず3枚分だけにしておいた。 やっぱり土に触れているのが楽しいし、充実する。 こころのバランスが取れた気がする。

買い出し

ジョイフルホンダへ床材を買いに行く。運良く欲しいと思っていた床材が破格の値段で特売中だった。 花粉症だんだんひどくなってきた。特に夕方から夜にかけてがつらい。 それでも去年や一昨年に比べればましかも知れない。 なるべくものごとの明るい面を見る…

枝下ろし

今日も杉の枝下ろし。 裏庭の通路が完全にふさがれてしまった。 でも、屋根の上はこんなにすっきり! それにしてもこの間は可憐なイヌフグリを一斉に咲かせるデイケアサービス大盤振る舞いだったのに、今日の春の女神はゴキゲン斜めである。 下々の人間は右…

ドカタの日

まずは沈殿槽作り。掘るのはダビンチ氏、私はネコに放り込まれた土を周囲に運び、平らにする係。 その後、砕石をやはりネコでぬかるんでいる部分に運んでならす。 本日最後の、そして、重要な作業は杉林の枝下ろし。 ダビンチ氏は林業もこなす!高所恐怖症の…

残酷な月

春の女神はAB型 きまぐれで花びらを舞ひ込ませる いちまい にまい さんまい それだけぢゃ不足と思ったのか 大量の花粉を添へて三月はもっとも残酷な月女神は高飛車なAB型 おらおらそこの下々の者 もっと喜ばんかい デイケアサービスに行ってやらんよ喜びたい…

工房進捗録

昨日と今日は窯場の耐熱ボード張り。まだ全部は終らず、もう少し時間が掛りそうだ。 職人の仕事にもいろいろあり、同じところを別な職人が引き継ぐというのは大変なことなのだと実感する。 ダビンチ氏は職人気質そのもののようなひとである。きびしいことば…

工房進捗録

急に工務店の都合がつき、砕石がダンプで運び込まれた。ジュリエットなどと言っている暇はない。 スコップで山と積まれた砕石をあたりに撒く。 これがなかなかの重労働である。 ダビンチ氏はらくらくとこなすが、私はあっという間にへろへろになる。 これま…

やはり天才は違う

Come, gentle night; come, loving, black-browed night, Give me my Romeo, and when I shall die Take him and cut him out in little stars, And he will make the face of heaven so fine That all the world will be in love with night And pay no wor…