工房進捗録
昨日と今日は窯場の耐熱ボード張り。まだ全部は終らず、もう少し時間が掛りそうだ。
職人の仕事にもいろいろあり、同じところを別な職人が引き継ぐというのは大変なことなのだと実感する。
ダビンチ氏は職人気質そのもののようなひとである。きびしいことばが時折杉山の向う側へと飛んで行く。
間柱の間隔が測ったように(?)すべて違っている。ずいぶん手の込んだ遊びをしてくれたものだ。ブツブツ・・・。
ま、お茶でも飲んで気分転換しよう。臨時に置いてある食卓とソファが便利だ。にわかに茶の間が出現する。
昨日の作業は深夜にまで及んだ。ダビンチ氏、睡眠時間2時間のからだにむち打ち奮闘する。
夜になると冷え込んできた。ストーブがうれしい。
ようやく耐熱ボードを固定する桟木(こう書くのだろうか自信がない)の取り付けが終了。
そして、今日。
窯屋さんがやって来て、まず窯の位置を実際に使う場所に移動し、ボイラーを取り付ける。
それから煙突工事。萩の師匠に言われた通り煙突の高さはあまり上げないように指示する。安全基準もあるので完全に指示通りには行かなかったが横走りが長いので引きは抑えられるという。あとは焼いてみてのお楽しみである。
だが、部品が足らず煙突の最後の仕上げは後日になり火入れはお預けとなった。ちょっと残念。ま、焦るなという火の神様のお告げということにしておこう。
その後、耐熱ボードの取付け。
西面の下二段完了!
そこにダビンチ氏に電話が入り、出掛ける用事が出来、今日の作業は早めに終了。
私もちょっと一息つこう。ふうっ。