2018-01-01から1年間の記事一覧

灰試験結果

¶今回の試験は酸化炎焼成1250度 胎土は熊谷の窯洞もぐさ土使用したのは うなぎ屋さんの灰4種 1:数回晒(鰻) 2:一年晒 3:一回晒 4:未晒(荒灰)ヤマニファーストセラミックの灰 1:天然土灰 2:九州灰 3:含鉄灰熊谷陶料の灰 1:特級灰 2:一級灰 3:樫灰山内陶料…

灰試験

¶ 重い腰を上げて・・・ 次の目標である灰釉のために手持ちの土灰20種の試験 酸化と還元で試験したいが、作り置きの試験器がもうないので、とりあえず酸化で・・・ 問題は灰の乾燥度合いが灰によってかなり違うので水分量の加減がムズカシイ点 溶いた時の感触を頼…

唐津湯呑

¶ 工房まつり前最後の窯出し今回は唐津湯呑 しかし ぼんやりとなまけもの生活ばかりしてきているので、そのツケが回って、まつりの準備(ほとんどは大掃除!)でてんてこまい(汗笑) ∴そろそろ冬タイヤに換えねばと思っていたらみぞれの予報 明けて窓外を見…

窯出し 小皿

¶今回はちょっと変化球「黒胡麻釉小皿」 ∴ 工房での展示販売は久しぶり あふれるものの整理整頓に途方に暮れる いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了 + さらりと脱…

飴釉聚

¶ 先日の窯ではちょっとしたこころのスキから大いなる失敗でとんでもない色になった飴釉 あまりに口惜しいので焼き直し今度はいい感じの飴色が出てほっと一安心 黒はむずかしいというか天然ものでやる限りやさしいものは何一つない それが窯焚き ∴ こんなに…

窯出し

¶ 狙っていた赤みがかったグレーが出たただ、段差をつけた皿の溝に釉が行きわたっていないものがあった 施釉がまだ未熟、というか雑(反省) 少し湿らせてから施釉すればよかったのだろうか? ∴ 土曜日、昼前のスーパーはなんでこんなに混んでいるのだろう?…

湯呑土三種釉三種

¶今日の窯出し徐冷還元のクスミがうまく出たそれにしても土と釉の相性を知り尽くすのには途方もない時間が必要だ ars longa vita brevis とは言いも言ったりだ ∴ とにかく暑い 昼は気持ち悪いほどの陽気だ 寒がりの私にはありがたい 一度枯れた朝顔が二輪戻…

外干し

¶ 皿などの外干し 土は新たな土合わせ 試験なし 釉は井戸系と決めているのだが、果たしてどんな色になるだろうか・・・ 楽しみだ ∴ 朝だけはしっかり冬 冬の景色はあまり浮力を感じられない 重力の恩寵の冬? いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援…

小碗と柿の蔕

¶ 前回より控えめに焼いてみた 融け具合はようやく融けました!という感じでよい 前回ほどクスミの面白さは出なかったがこれはこれなりの味があるもう一つは柿の蔕 ∴ん窯では柿の蔕茶碗が一回の焼成で仕上がったことは皆無に近いような気がする 今回のも3度…

小碗窯出し

¶小窯の宿命で上段、下段、前列、後列で焼き上がりがまったく違う それでも大抵はそれぞれの場所なりの上りになるのだが、今回はどういうわけか(窯焚きの失敗???)上下より前後の差が激しかった そのなかでまづまづの小碗4点土その1 土その2 さて、土…

湯呑作り

¶小碗につづいて湯呑を作る これも好きなかたちで新里に工房を建てて以来ずっと作り続けている 釉は小碗も湯呑も井戸釉の変奏を総掛けする 焼き方も井戸茶碗とおなじだ ∴知り合いから自宅で生った成ったユズと青森のリンゴを頂く 〇二つの果物でミックスジャ…

工房まつりの準備

¶ 12月13日~15日(木~土)の∴ん窯工房まつりに向けて作りに入る いつもはどちらかというと必要度の高そうなものを中心に作る 来場者のほとんどは主婦だだが、今回は自分が作りたいものだけを作ると決めた 本当はいつもそうすべきなのだが、いかんせん作り…

窯出し

¶焼成法をちょっと変えて前回と同じ土、同じ釉で焼いてみた 若干色調が改善したかな? 今日のびっくりしばらく使っていないカオリンの袋を開けてみたらなにやら黒いものがあるん?すくうために適当な器を入れていたっけ?と摘まんで取り出すとなんと干からび…

窯出し

¶ ほんのちょっと還元が強すぎたか?次回は違う焼き方で試験してみよう土によっては釉と相性が悪いのもある でも 別な角度から見ると、独自の味があったりもする器の穴は深くて闊い ∴今日は近くの寺で施餓鬼会 〇施食会とも ▼はじめて参加するので楽しみだ ◎…

窯焚き

¶唐津釉で8種類の土を焼く ひとつくらいはヒットするか晩秋、いや、もう立冬すぎだから、初冬 なのにこの暖かさ 室内は暑いくらいそれでも外へ出れば・・・ 紅葉その一方で 朝顔ががんばっている いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ …

柚ジャム作り

¶ 近くの知り合いに大量の柚をいただいたので新柚で柚ジャム作りことことことこと 他のジャムと違って火を止めるタイミングがムズカシイ ちょっとでも遅いとジャムではなくて飴になってしまう!何とか成功あんなにたくさんあったのに!ゆずは果肉果汁がほと…

あれやこれやの土で小皿を作る

¶考えてみれば手持ちの土がかなりある 井戸では小貫入の土は限られているので出番がないが、藁灰釉や唐津釉ではあるいは出番があるかもしれないというわけで取りあえず小皿で試験せっせと小皿作り最近になってようやく(ようやくだ!)気づいた ロクロはただ…

KUSS窯出し

¶ 無事に焼けた ただ 乾燥段階でも出た底ギレ 焼成でもかなりの数が出た これまで出なかった土でも出ているので対策を考えねば・・・ まったく出ない土もあるが、その土はザラついて仕上げが面倒なのであまり使いたくない(無精過ぎるか?) 反対に滑らかな土は…

KUSS施釉準備

¶ KUSS乾燥が藁灰釉にはまだ不足なのでちょっとあぶる これから施釉、窯詰め小さい窯なので全部入るかどうか ∴貫入土はKUSSのような小さな器にぴったりの土 〇なのだが・・・ ▼ ◎単味で使うと底ギレのサガ いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よ…

里の秋

¶ 背戸の烏瓜タラの紅葉 ∴「お背戸に木の実の落ちる夜は」 〇今では「背戸」が分らない方が多いらしい ▼裏口、裏手の意味だが、子供のころ住んでいた家は井戸が家の北側にあったので、よく親に「背戸へ行って洗いなさい」と言われていた そのため、背戸は井…

好きな詩

¶ 大分前に読んだ詩だ (quoted from POETRY MAGAZINE, june 1990)出産とやきものの焼成 作品の出来不出来 授かりものの啓示 「欠け」を持つことすばらしさ奥が深い いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてラン…

まだ途上

¶二度焼まだ、カサカサのままもう一呼吸、光を入れたい ∴たろっぺの葉 〇さらに紅葉が進む ▼ ◎気のせい? いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了 + さらりと脱原発

依頼の品、削り

¶ちょっとばたばたして作れなかったが、ようやくゆとりが出来たので再び依頼の品KUSSを作る 腰がアブナイので長時間は無理 30分くらいが限界か・・・ほどよく乾いてきたらハンコを押して削る ハンコは使う子供にKUSSの前後をしらせるため 削るのは高台ではなく…

む?寝てる間に

¶ 朝、起きたら腰が・・・ギックリ腰!?いや、まだ動けるからギックリ腰予備軍くらいかどうして?運動不足のせい?とにかく前かがみができない・・・というよりそれは極めて危険でも安静にしているより動ける範囲で動いた方がいいらしいので用心しながら動くよう…

秋祭

¶∴ん窯がある大久保地区の秋まつり 今年は晴天にめぐまれた なづ菜は鼻風邪だったが、風もないし、寒くもないのでふらり出掛けてみた(といっても場所は50mも離れていない・・・すぐ隣の広場) 満腹 いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm…

朝露

¶外へ出ると一面朝露に濡れている ふと見ると不動のトンボ 羽化したてで羽が光っている 羽が乾くまでの止静 ∴ごくまれにだが、不意の来客がある 〇昨日はお孫さんの運動会に三重から来たご夫婦が見えた ▼茶碗好きな方でひとしきり話がはずんだ ◎最近停滞して…

足湯三昧

¶ 昭和IC近くの道の駅あぐりーむで足湯する 足湯だけでも思いのほか温まった いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了 + さらりと脱原発

依頼の品

¶ 久しぶりなので釉がちょっと心配だったが杞憂であったやれやれ いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了 + さらりと脱原発へ

ゆるりと始動

¶しばしの充電期間を経てまた牧歌的なやきもの暮らしに入る今回はワラ灰釉素地の仕上げのうしろめたさなんなんだろうだからと言ってバリバリささくれたまま焼きに回す根性はない施釉ちょっとした釉の乱れ飛びを気に掛ける自分がいるそれもまたうしろめたい牧…

振り返る

¶去年冬の作を取り出してみた釉薬実験の途上時間をおいてじっくり見るとその時には感じられなかった茶碗の気を聞くことができる掌にすっぽり収まる口径12cmの小服だ しばらくは旧作をもう一度見直してみようと思う 憑き物をしょっていた時には見えなかったも…