2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

意外な展開

∴赤城山が夕陽に照り映えまるで巨きな生き物だ おもわず合掌 セカンドオピニオンを受けに大きな病院の脳外科を受診した。運良くMR検査が30分後に空くというので日を改めることなく検査してもらえた。カプセルの中で約30分、ガタンガタン、バリバリバリ、な…

ちょっとショック

∴時々伸びをしよう 最近、どうもくらくらするので神経内科で診てもらった。CTで調べたら小さい脳梗塞が何ヶ所かにあるという。あまりうれしくないが、最近の不調の原因が分った。早く見つかってよかったと言われた。とは言えショックである。しばらく茫然…

小菊の里再訪

∴ 摘め摘め あこめ こあこめ 天気もいいので、お昼を食べたあとまた食事所「ひまつぶし」の近くにある小菊の里へ行ってみた。今回はデジカメ持参でいったので写真を載せられる。旗には日本一の文字が躍っていた。菊ではなく、小菊というところが味噌なのか………

寒い

∴今日も秩父山系が見える。 今日も走っていたら道路拡張の工事現場に地層が露出しているのを発見。そこは約5mほど段差がユンボで削り取ったままになっていて、くっきりと関東ローム層が露出していた。こういう場所はめったに見られないので車を近くに停めて…

土いじり

∴ 実に久しぶりに秩父山系が見えた おおい、山よ 徐々にやきもの生活へ戻ろうと、少しづつ動き始めている。まず試験したい土は、山房を建てるとき掘り返した粘土質の青土だ。もう二年近く経つのですでに乾いている。そのうちの一かたまりをスタンプして篩い…

ひまつぶしへ

∴ 曇りか晴れかはっきりしない まるで私の頭のようだ 今日は日中、ちょうど都合がついたので冬泉響の役者二人といっしょに私のお気に入りの食事所「ひまつぶし」へ行き、お昼を食べた。普段から小食の二人なのでひまつぶしのてんこ盛りの料理は食べきれない…

不思議な感覚

∴あれを眺めてゐると、もう少ししたら、なんのためにわたしたちが生きてゐるのか、なんのために苦しんでゐるのか、わかるやうな気がするわ。(「三人姉妹」) 今回の芝居は難産だった。台本は比較的順調に書き終わったのだが、舞台の出来上がりが一同の努力…

深いことば

Artists who seek perfection in everything are those who cannot attain it in anything. Gustave Flaubert

気持のよい発見

∴ 外なる中心 災いの元 ここはここがよい ちょっとしたトラブルがあり、昨日から劇場である無鄰館で稽古ができなくなってしまったため急遽、つてを頼ってこれまで稽古をしていた公民館の和室での稽古となった。でも、結果は吉と出た。無鄰館はほとんど残響の…

人生のような

∴ ガラス工房が 近くに出来た 工房というだけでうれしい私たち冬泉響の舞台は中央に置かれ、四方を観客が囲んでいる。いわゆる円形劇場の形式だ。役者は登場すると芝居が終るまで舞台に乗ったままである。男性客が多い方面もあれば、比較的若い女性が多いと…

日々ころころ

∴お気に入りのケヤキ と思っていたのがよく見たら 榎だった ほぼ毎日珈琲を挽いて淹れる。豆はコスタリカが圧倒的に多い。 同じところで買った豆なのに、淹れ方で味が変る。昨日はコスタリカ独特の甘味と香り、コクのバランスがよく出たのに、今朝は苦みが前…

グッドラック

∴ 舞台に照明が入る まぶしい そして、熱い やきものでも、芝居でも、時々感じる不思議な感覚がある。それは作ってからある程度経つと、これって自分が作ったっけ?と思うのだ。その「ある程度」は時によって違う。一週間くらいのこともあれば一年のこともあ…

今日から仕込み

∴ 目がかすむ 生老病死 日々是好日 昨日は公演前の最後の終日稽古だった。 今回の芝居は内容がいわば現代音楽のような、あるいは、抽象絵画のような、つかみどころのないものなので、公演時間は約55分と短い。冬泉響はこれまで春か夏に一度、秋か冬に一度、…

響く声と届く声

∴ 私坐ってますか 私歩いてますか 阿蘭陀屋敷に 雨が降るよく鳴り響く声は美しい。天からの贈り物である。では、よく鳴り響く声だけが客に届くのかというとそうでもないところが芝居と音楽の大きな違いだ。くすんだ声、しわがれた声、倍音が乱れた声……そうい…

ノリいのち

∴ 晴れて、曇って、夜が来る 私立ってますか、私寝てますか むずかしい群読を寸分の狂いもなく読んだとしても、それではまだ稽古にはなっても舞台にはならない。役者も人間である。読むことを楽しいと感じること。それが計算不能なノリを生み、舞台に花が咲…

えっちらこ

∴ はしごを上り下り 汗が出る 珈琲タイム 今日の目標は寝室を狭くしている(と、最近気がついた)ヴィデオラックの移動!後生大事にしてきたヴィデオテープだが、山房に約500本、別宅に(意味深!?)500本、振返ってみるとこの数年で数本しか再生していない…

展示会

∴ 工房の窓を開けると 草原でカサコソ音がする 一瞬雨かと思う 東の森から小さな実が落ちているのか 不意の来客があった。 いつも美味しい海鮮丼を食べさせてくれるOUYAのご主人だ。喫茶室をやっている夫婦を連れてきてくれた。やきものがすきだという。小一…

見えてきた全体像

∴ふうっ くたびれた。寝よう。 来週土曜日は初日だ。あと二週間を切った今日、ようやく今回の芝居の全体像が霧の中から姿を現した。どうしてもうまく行かない部分をすべてカットし、まったく新しい演出に変えたのが功を奏した。白状すると昨日までは、これで…

新米

∴ 私の好きな場所 それは日が当る和室の窓側 そこから私の好きなケヤキが見える 近くの知合いの農家から新米を頂いた。さっそく食べてみる。 新米は醤油かけご飯で食べるに限る。味がよく分る。美味しい。去年も頂いたが、去年は不調だったと本人も言ってい…

久しぶりのロクロ

∴ 風が強い バナナの葉がひきちぎられている あえて遠ざかっていたのだが、秋の天気に誘われてか、ちょっとだけロクロに坐ってみた。 久しぶりなので勝手が違う。樋口の弾き具合もおぼつかない。長いことさぼっていたツケだ。あせらずに、少しづつやっていこ…

胃の検診

∴夕陽が工房に射し込む ふんわり浮かんだチリ一粒のなかに 太陽系、銀河系、いや宇宙すべてが 含まれているという いや おそらく三千大千世界にとってみれば 含むという概念さえないだろう そこには内とか外とかはすでに存在しない そんなのはユークリッド幾…

現実

∴終日 暗い一日だ 福島原発の被害は直接の被爆だけではなかった。「レッドブルF1、放射能汚染を恐れ日本の食品は飲食禁止に」という見出しが目に入った。 オートスポーツweb 10月4日(火)15時23分配信の記事を引用する。 F1のレッドブル・レーシングは、日本G…

人間は水でできている

∴日中ひなたぼっこする 縁側が欲しい 寒くなるとパタッと水分補給を忘れてしまいがちだ。これまではそうだった。だが、水を飲みたくなくてもとにかく水分を補給していると体調がよいことに気付いた。 水を取らないと排出量を体が自動的に抑えてしまうので新…

時の匂い

∴ 朝が寒い からだが秋に慣れていない 「眼は横にあり、鼻は縦に付き」もようやく始めから幕切れまで通せる状態になってきたものの、まだ場面の切替え部分がぎくしゃくしている。それにしても、時の匂いはどうやったら立ちこめるのだろう?いつも芝居を作っ…