2016-01-01から1年間の記事一覧

火の時節

¶水の時節から火の時節へ移る今日から窯焚きの日々道元なら水には水の位あり、火には火の位ありと言うかなとなりの農家から大きな袋一杯モミ灰をいただいた!さっそく水簸して灰処理をはじめるモミ灰は二度失敗しているので、まづは半分だけ処理して様子を見…

それぞれのエポック

¶作りの時は作りだけをし窯焚きのときは窯焚きだけをする窯焚きしながら作りができれば効率的だろうが私にはできそうもない作りには作りの色で時間が染まり 窯焚きには窯焚き独特の色がある今日の削りが外干しできれば素焼きに入れる 2窯分かな? ∴最近、夜…

外干し

¶一度冷え込んだが、また、温暖 作りには助け ∴何、その手は! 〇粘土や釉に触れているとこうなっちゃうんだよ ∴カサカサを通り越してガサガサ 〇寝ているときうっかり顔を掻くと痛くて目が覚める いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしく…

また藁灰釉試験

¶今回は還元でやってみた 前回の還元酸戻しとはがらりとかわり私の好きな釉調になったもう一歩 ∴見取り 〇そうなんだよ ∴そこに差が出る 〇臨書を見るとよく分る いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキ…

藁白を求めて

¶藁灰釉幅ばかり広げても迷いが深まるばかり敢えてひとつにしぼって焼きで吟味することにコードネームは「平三」第一回 質感はよいあとは色今日は焼きを替えてみる いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてラン…

久しぶりに井戸

¶ 今朝の窯出し小井戸 いっしょにやいた皮鯨小鉢 鉄絵部分の釉剥げにはこまったものだ釉の問題なのか、鬼板液の問題なのか…… ∴冬季限定のペット!? 〇なにそれ? ∴かまど馬 〇馬? ∴バッタの仲間 外の寒さが堪えるのだろう 追い出しても追い出しても次から…

外は晴

¶外干し日和朝削った器も干す砂気の多い土ならまづ大丈夫 こんなことをやらかしたら貫入土や大道土はまちがいなく底切れする砂気万歳すぐに乾かせる ∴痛自何来の痛みってどこがイタイの? 〇もとは足の指先を石にぶつけた痛みだけれど ∴けれど…… 〇痛=仏の…

こまかな仕事

¶なづ菜がお世話になっている療育施設長の依頼で唇の訓練用のコップ(KUSS)を納めている次の依頼が初めて持つご飯茶碗(ESSE) すべらないように胴にしっかりろくろ目を入れるという指示試作品を持って行くとついでに味噌汁用の茶碗も作って〜と次の矢が飛…

藁灰釉試験

¶ 玄沙禅師開眼の句是身非有痛自何来 これは難問だ痛自何来是身非有 と読み直す痛みはどこから来る この身が非存在という事態から来るそう読むと少し前へ進めた感じがする是身非有なのに痛自何来ではなく是身非有だから痛自何来 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

ワラの季節

¶ 近くの農家からいぶし焼きしたワラが届いたその色を見て頭に浮かんだのは〇メ△や〇タ△などの《飲みもの》あれはとても珈琲とは言えないので飲みものとしておく店名に珈琲を謳っている滑稽閑話休題さっそくいぶしワラを水簸いよいよ今年も藁灰作りがはじま…

1200度で試験

¶どうやら私の藁灰釉は7種類とも還元1200度では思った釉調にならないことが判明「ならない」という結果も貴重なデータ いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了 + にほ…

新しい藁灰を吟味する

¶といっても去年のもの 約一年水簸したのち乾燥させた ほぼ乾いたようなので3種類の土で試験してみる左がこれまでの藁灰釉 右はが新しいワラ灰で調合したものだが、ほとんど透明釉 ということはあんまり乾いちゃいなかった業者の藁灰はだいたいこんな感じに…

楽しいタイヤ交換

¶明日は雪の予報こんにいい天気なのにホントに降るんだろうか?万が一、降ったとしてもこの季節だからまづ積もりはしないだろうしかし、融けた雪が凍るとタチが悪いやっぱり交換するしかないかいつも交換をしてもらっている修理業の友人に電話すると一日交換…

twin peaks第二弾

¶ 今回は冒険せず地道に行く依頼された平盃その1 平盃その2 つぎはこれ 山盃に見えるが盃ではない なづがお世話になっている施設で3歳児から使う予定の練習用ご飯茶碗試作品 すべり止めに胴には深いロクロ目が入っている 落とすことを前提に口をかなり厚く…

藁の舞い

¶大地が伸びをしている 数息観のあと最初に思い浮かんだことをする 窯出し土を変えて藁灰釉を試してみた その1 その2 その3 その4 その5 その6 理想的には、一旦軽い釉剥げが起こり、その後、剥げたあとに釉が流れる……そんな感じになるといいのだが二…

code name is 'twin peaks'

¶さて、明日は2週間ぶりの窯焚き今日は雨 雨は地から天へと舞い上がる 空から落ちてくるのは雲のうろこ いわば雨の反復練習尽十方世界是一顆明珠という雨が舞い上がる 今いちばん手になじんでいる器 珈琲を飲んだまま撮ったのでちらり珈琲が光っている ∴是身…

作り

¶流星群何度か外に出て空を見上げてみたのだが…… 尤も、見えにくいことで有名らしい それにしてもここは星がよく見える さて、展示会後最初の仕事は飯茶碗つくり 今日は外干し日和ではないが室内よりは乾く もう少しすると知り合いの農家から真っ黒に焼いた…

無事終了

¶桐生ファッションウィークRoom of KIRYUでの展示会閉幕 風のくぼみは大学時代の同級生を煉瓦蔵に連れてきてくれた また酒好き、器好きな人々を吹き寄せてくれた 多謝さて、つぎは3歳児から使い始めるご飯茶碗の製作だ ∴なんとか流星群! 〇そうそう今夜9時…

初日終了

¶初日というものは舞台であれ 展示会であれ 自覚の有無に拘わらず、からだもこころも興奮している若い頃は(年寄りネタは極力出さない主義だが、たまにはお許しあれ)興奮のあとは心地好い疲労感が身心をつつむだが古希ともなると重苦しい疲労感に襲われる熱…

冬構え

¶いよいよ明日、明後日は桐生ファッションウィークRoom of KIRYUの展示販売会気付けば10月はあっという間に過ぎ去った ふとあたりを見回すともう冬の気配が忍び寄りつつあるすぐ前の家ではクリスマスのイルミネーションが点灯はじめての展示会参加どんな出会…

浅間のいたづら

¶大抵、窯焚きの狙いは大きくはずれてがっくりするのだが今回は窯神さまの機嫌がよかったようだ花活けや徳利にピンホールをぶくぶく盛大に出そうとひと工夫そしてその通りに焼けた! うまく行ったときは小躍りしたくなるというわけでお昼はおいしいもの(今…

¶窯出し 今回の青山運歩 これはこの間ふらりと山房に見えたお客さんに井戸の徳利はないのと言われて作ったもの ちょっと小さめだが、釉調はよいそれから絵唐津和の形ではないがこれで珈琲や紅茶を飲んだらおいしいかな? - 窯出しするとすぐに素焼きの窯焚き…

森の音楽

¶気づけば 杉林が腹式呼吸をはじめ 山の向こうではマリー・シェーファーが笑っている そうなのだ 私はたどたどしいオルガニスト ∴なにこれ? 〇私も窯から出てきたときはそう思った ∴ということは・・・ 〇そう、しばらく使っているうちによさが見えてきた いつ…

so much depends

¶そうなんだw.c.williamsがいみじくも言ったように たいがいのことは 木の声がどれだけ聞こえるかに掛かっている so much depends upon a red wheel barrow glazed with rain water beside the white chickens. 生掛け早炊きの夢の果て でも、これもまたよし…

拍子抜け

¶あんなに乱暴な焚き方をしたのに、期待したほど大暴れはせず平凡に焚けた素焼の器は何の変哲もない焼き上がりになったが、生掛けの器は釉剥げが起こっている その辺りが肝か今回一番のお気に入りは珈琲用に作ったこれ ∴山谷(さんこく)一日、晦堂(まいどう)…

不作つづきでしょんぼり左衛門

¶何度か焼いたがいいものが取れないちょっとおもしろいのが貝を当てた花活け2点 せいぜいこんなところこんなに失敗つづきぢゃかなわないといっていい策があるぢゃなしというわけで今日は「やけのやんぱち窯」と銘打った速度違反窯に挑戦 なんと7時間で1285度…

トマト狩りへ

¶ちょっと別な用事で出掛けたので、ついでに沼田まで足を伸ばした目的地は宮田農園 おいしいトマトの宝庫10月に入るとどのトマトも緑色 赤いトマトはない心配ご無用 この緑のトマトを求めてきたのだから知らない人は色を見て「これは・・・」と尻込みするが、一…

朝顔に車輪とられて今日は家

¶最盛期はとうにすぎたが、まだまだ元気な入り口の朝顔 いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了 + にほんブログ村 さらりと脱原発へ

釉試験あれこれ

¶画像で見るとたいした違いは感じられないかも知れない実物だとよく分る ちょっとひと休みふーッ ∴わたらせ検診 〇もう十月か ∴1時間半もかかった 〇ドックより早いよ いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックして…

窯出し

¶ 今回の賜物その1 梅花皮はかなり細かかったが、貫入はよく分らなかったでも、この赤味が差したグレー井戸は好きだ その2 これも貫入は不分明渋を軽く入れてみたが、それでもやっぱり分らないでも、この枇杷色も大いに気に入った 写真を撮る設備を持たな…