2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

猛烈な追い込み

いよいよラストスパートである。 職人さんたちも意地と名誉に懸けて、かどうかは定かでないが、汗だくになりながら作業に精出していた。 特に大変そうだったのは沈殿槽作りである。 と言っても槽自体はコンクリートの既成品を埋め込むのだが、如何せん我が工…

ばらしと仕込み

芝居の世界では舞台を解体することをばらしと言い、組立てることを仕込みと言う。 引越もばらしと仕込みだ。 古い芝居は終りを告げ、新しい芝居が始まる。 さようなら、こんにちは。 今、ばらしの最中で部屋はごちゃごちゃである。

歴史は繰返される……

思えば、引越の度に腰痛になっていた。 そのたびに「桜の園」のフィールスの幕切れを口にした。 ええ、この出来そこねえめが!この台詞は晩春にすでに書いていた。今年はどうやら「出来そこねえ」の年のようである。 昨日接骨院で揉んでもらったおかげで少し…

警戒警報

今日も今日とて朝5時からせっせと引越し……していたのはよいのだが、昼頃からだったろうか、腰に違和感が……。 これは危ない兆候である。 夕方には車の乗り降りにも支障が出るほどになってしまった。 よりによって! そうなのである。よりによってこんなときに…

一体何台必要なのだろう?

まずカーテンを見に行ってきた。南側だけでも結構な出費になる。といって、なしに済ませるわけにも行かず……。 オークションで落札した蚊帳が届く。50年ぶりだろうか?蚊帳の生活! いつまでガマンできるか心許ないが、ま、やってみよう。今日も棚を組立て、…

引越日決定

ようやく引越の日程が決まった。8月3日火曜日。ざわざわ。今日は工房の原料整理のための棚を6台買ってきた。 社会還元のあと、組立ててみると思ったより時間が掛かる。 5段の棚板をそれぞれ8個のネジで止めるのだが、附属のねじ回しが使いにくい。仕方ないの…

工房整理、少しづつ

大工仕事が終ったので、余った材木で使えそうなものをまとめて置く。 それだけでも工房がすっきりした。 つぎは所狭しと散らかっている釉薬の原料をどうするかだ。金属の棚がひとつだけあったので試しに乗せてみた。 ひとつの棚に20kgの袋が6つ乗せられる。…

適度な脱力

I failed to make the chess team because of my height. 背が低すぎてチェスのチームは作れなかった。 (Woody Allen)こういうナンセンスなジョーク、好きだな。 いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキ…

一段落

今日の最高室温35.9度。暑さも一段落、大工さんの仕事も今日で終り、工房の建築も一段落である。 大工さんにお願いして余った材料で差し場の柱を作ってもらった。(左に写っている丸い穴の開いた柱。素人にこれは無理である)あとは桟にする竹の調達である。…

雷様

今夜も猛烈な雷雨の襲来である。目の前の道が川になっている。 雷がどすんどすんと大地をゆらしている。 実に気持よいが、パソコンにとっては危険きわまりない。

小引越

やはりとても暑い日だ。ただ今の室温35.8度。ゆうべはうれしい夕立があり、半ズボンでひざを出して寝ていたら寒くて目が覚めてしまったのだが、幸運は長くはつづかないものだ。 何かやれば多少は暑さもまぎれるか、と本やCDなどの小物をレジ袋に詰め込んで引…

逆転の発想

面白い一句に出くわした。 I am free of all prejudices. I hate every one equally. 私はいかなる偏見も持たない。誰でもみんな平等に嫌いだからだ。 (W. C. Fields)私が生まれた年に亡くなったアメリカの喜劇役者のことばだ。 日本にはこういう毒がないよ…

電灯が付く

電気屋さんが来て配線、換気扇、TVのアンテナの取付けなどをやって行った。 しばらく工房は電灯の明りから遠ざかっていたが、おかげで久しぶりに電灯が付いた。 それを祝ってくれたのか、可愛らしい蛇が窯場に現れた。 写真を撮ろうとすると逃げまわるのでフ…

ツライ時間帯

もう少しの辛抱なのだが、まだ資材が所狭しと工房にひろげられている。やきものは中断中である。やることがなくひたすら暑いというのはツライものだ。 探せば、たとえば使いそうもない釉の処理とか、あるかも知れないが、気乗りしない。 要するにやる気が出…

蚊帳

蚊帳物語。そんなものはないと思うけれどあってもいい気がする。 そんな蚊帳をただ今、物色中。 いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了

微細なこころの変化

寝苦しい夜に思う。 「アルハンブラの思い出」の弾き方が、ヨハンネス・メラーを聴いてから微かに変化しつつある。 どんな名演奏を聴いたからといってギターの腕が突然上達するものではないのだが、あの演奏を聴いてから、いや、見てからというべきか、私の…

なかなかの気温ぢゃ

こういう日はじっとして動かないでいるしかない。工房は風が吹き抜けるのでまだしのぎやすい。 のだが、用事で弟宅へ。 その後、山へ避暑しようかとも思ったが、弟宅で沈没。そのまま夜まで居候。 気まぐれにギターを取出し、同じフレーズを何度も練習するの…

猛暑

暑い日には決り文句のように繰返される句がある。 快川和尚の逸話で有名になった 安禅不必須山水 滅却心頭火亦涼 (あんぜんは必ずしも山水をもちいず しんとうをめっきょくすれば火もまた涼し) あるいは、火自涼(火もおのずから涼し)ともの句である。 だ…

真夏日

梅雨が明けたと思ったらさっそく猛暑である。 部屋の温度計はその日の最高最低温度が記録される。帰ってから見ると32.9度。思っていたより低かった。ということはからだがまだ暑さに慣れていないのだろうか? 35度くらいあったかと思った。 今日の予定は試し…

入道雲のお出まし

梅雨が明けたのか?立派な入道がむくむくと天を突いている。 工房は壁に石膏ボードが取付けられ部屋が独立して行く。 家全体が柱越しに透けて見えるのも気に入っていたが、夏はよいが冬は寒かろうと壁を立てた。 こういうところ、どうしようもなく人間が小さ…

作り復活

ようやく電気が通じた。今までも仮設電源はあったのだが、大工さんの電動工具でいっぱいなのでロクロなどが使えなかった。 さっそくロクロで次の試験焼成のための器を弾いた。今日は久しぶりだったので試運転。 室温は31度。 土を練ると汗が出るものの、それ…

遭遇

ナルシソ・イエペスの「アルハンブラ宮殿の思い出」をYouTubeで聴き直していたら、類似検索の項目にいろいろな奏者のアルハンブラがあったので、いくつか聴いてみた。三番目だったろうか、ヨハンネス・メラー(Johannes Möller、スウェーデン。今年6月に行わ…

卓球大会

昨日、社会還元を行っている青年の家に卓球台があることを知り、まだ教室には時間があるので、久しぶりに卓球をする。 打合いをすること30分、汗まみれにはならなかったが、シェイクスピア朗読教室を前にして腹ぺこになってしまった。内蔵脂肪は不要なほど蓄…

蝉、現る

まだ蝉の声には気が早い気もするが、もしかすると自然界はこんな風に着々と準備するのかも知れない。工房のすぐ前の草むらに羽化しそうな蝉の幼虫(子供の頃「はいぼ」と呼んでいた)を発見。羽化は暗くなってから行われるらしいので明日にはもういないのだ…

工房進捗録

ようやく辛抱の床張りに終りが見えてきた。居間が終り、トイレから水回りの廊下部分も終り、寝室があと一歩である。大工仕事は来週いっぱいの心積もりだという。となるとその後に設備屋が入って流しや風呂、ボイラーなどを付ければ引越が出来るということだ…

二年ぶりの再会

ひょんなことから失せものに巡り会えた。 二年前窯場探しをするための拠点として約二週間滞在したわたらせ渓谷鉄道神戸(ごうど)駅近くの民宿に電話をした。 用件が済むと女将が電子手帳を忘れていかなかったかと言う。 実は2年前電子手帳を紛失したままに…

床張り

床張り三日目(一日目は夕方からだったが)で居間がほぼ張り終った。 この床材は別の買い物でジョイフルホンダに行ったときたまたま売られていた出物だった。メープルの無垢材である。寄せ木はしてあるが合板ではない。かなり安く手には入って喜んでいたのだ…

エン来の客人

今日は工房が大にぎわいであった。 めずらしくいろいろな職種の職人が同時に作業をしている。 大工さんは床張り、電気屋さんは吸気口、排気口の取付けや配線(屋根裏での作業はひどく暑そうだった)、板金屋さんは樋の取付け、建築屋さんはそれぞれの作業に…

選挙近し

取り立てて民主びいきという訳ではないのだが、現政権の失態を鬼の首を取ったかのように糾弾するどこぞの党主を見ていると、そもそもこういう原因を長い間作りつづけ、放置してきたのはどこの党だったっけとツッコミを入れたくなるのは私だけだろうか? 政治…

健康診断

去年は受けなかった。一昨年はどうだったっけ?日記で確かめたら一昨年は8月に受けていた。そこでメタボが発覚したのだった。 胴回りは85cmだった。病院の脱メタボポスターを見ると、85cm以上はメタボだという。微妙な数値だ。 しばらく粗食がつづいているの…