2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

無線LAN

印刷機に次いで今度は無線LANを導入した。ぞろぞろと長いケーブルを引っ張らなくても済むので非常に使い心地がよい。どうしてもっと早くに手に入れなかったのかと悔やまれるほどだ。もちろん危険性はあるのだが、幸い∴ん窯やきもの山房の周囲には人家もなく…

整理

念願の印刷機を手に入れたので(と言っても一番安いものだったけれど)今せっせとこれまでに試験焼成した器の目録を作っている。これまでパソコンで処理していたのだがすぐに見られないからちょっと不便を感じていた。 しかし、印刷してみて気付いたのは何が…

かっこわるいよ

最近盲腸の辺が妙につっぱるような引きつるような風船が破裂しそうな変な感じがして苦しかった。 そう言えば4月にも同じところがおんなじ風にイタ苦しかったなあ。あの時は内視鏡検査で問題なしだった。 風呂から出て体を拭きながら下腹部を見ると…… ? 何だ…

電脳とはよく言った

パソコンを替えるということがこれほど生活に変化をもたらすとは! ただWindows XpのQOSMIOをWindows 7のLAVIEにするというのではなかった。 パソコン依存症の私にとっては手で指でものを考え、感じていた。だから、思考や感性そのものの変更を迫られたのだ…

新しいパソコン

重い腰を上げて画面がちらちら見にくくなったパソコンを買い替えることにした。 ずっとXPを使っていたものにとって7はなじめない感じだ。特にエクスプローラのツリー構造がどうやったら表示されるのかわからず四苦八苦。未だに分らない。なくなってしまって…

山男の鉄則

道を間違えたら元に戻れ。 一条の光を見たのもつかの間、やはり冬泉響の冬芝居は迷路に迷い込んでしまった。台本に問題があるようだ。 やってやれないことはないだろうが、公演は迫っている。これではいい舞台にはならない。 今日一日台本の修正をする。少し…

或囚禁枷鎖

我らが「鈍色恋唄」は暗礁に乗り上げにっちもさっちも行かない状態が続いている。だが、今日の稽古では一条の光を見た。 或囚禁枷鎖 手足被忸械 念彼観音力 釈然得解脱知る人ぞ知る俗に言う観音経(正確には「妙法蓮華経観世音菩薩普門品」)の一説だ。観音…

無駄の雲

無駄には意味がないようでいて実は豊饒な回り道だったりする。だが、それは時間から見た無駄の場合だ。力から見ると無駄にはほとんど得るところがない。無駄=駄が無い、つまり、運ぶべき荷物がない、仕事をしていない、という語源が言い得て妙なりである。 …

窯出し

今回もSK10、RF。だが、緑釉の発色を見ると透明感のあるすっきりした淡い緑に上がっている。還元の度合が弱かったようだ。黒釉もまだ新しい調合が見つからない。 いろいろ悩みは尽きない。

さてと

信楽川半のお茶(かりがね)がなくなったので電話で頼んだ。今年の出来はどうだろう?楽しみだ。 今朝もみどりのトマトで。

炎出ず

昨日は無事窯床から炎を出さずに1300度まで焚けた。 だが、果たして無事還元が掛かったかどうかは不明である。 これで焼くものがすべてなくなった。ちょっとひと休みだ。 いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックし…

再び窯焚き

まだ焼き直しの器が残っていたので再びSK10、RFに挑戦。前回4本のバーナー中1本だけススで燃焼不良を起させてしまったので今回はとにかく清く正しく美しく焼くことを第一の目標にする。とにかく床下から炎を出さぬよう……。 今日は温度の上がりが前回に比べ大…

宮田農園のトマト

我らが噺家、田毎の月がわざわざ沼田市白沢まで出掛け宮田農園のトマトを買ってきてくれた。トマトは10月が美味しいのだ。 緑のトマト なぜなぜ甘いと童謡風に語り出したくなる美味しさである。 今日は食パンにチーズ、ベーコンといっしょに乗せ熱して食べた…

窯屋来たる

シン◆△ウの担当者がやって来た。事情を話すと彼の見解では横引の長さはさほど焼成上の問題ではないとのことだった。一旦付けてしまったメンツもあるのかも知れないが…… 基本的に灯油窯では普通に焚いて中性炎であり、酸性炎は無理。それに煙突の横引の抵抗も…

今度の芝居

DMのデザインをお願いしているデザイナー氏から作品のイメージを伝える写真と形容語句を要求された。 いつものことなのだが、これがなかなかむずかしい。理窟を言えば、自分の作品を他人に作品以外の媒体で伝えるのは不可能なのだ。しかし、そんなことを言…

大久保祭

大久保地区の祭が行われた。八坂神社の祭礼である。近隣の老若男女が150名ほど集まり、わいわいがやがやと半日を過ごした。 ∴ん窯やきもの山房、最中五郎も紹介してもらった。景品の湯呑やぐい呑もすべてはけた。 これで一段落である。 明日は窯屋さんが来て…

さて、捲土重来なるか

半分やけくそで挑戦したSK10、RF焼成。待ちきれずもう出してしまった。うれしい結果もあった。 これは以前柿の蔕釉の試験で焼いて、半ば成功半ば失敗の器を1300度還元で焼き直したものだ。ちょっとうれしい出来である。青柿の雰囲気が出ている。ただ、流れる…

梅花皮出たか!

初窯の副産物。 すは梅花皮成功か、と思いきや…… この貼付きの悪さよ。まだまだ先は長そうだ。 いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了

還元1300度に挑戦

二度焼きのため最初はがんがん昇温させ、ねらしの後、RFに入ってから昇温を抑える方針で焼いている。 今回もやはり窯の下から不意にボッと発火した(1150度近辺)。今回は窯に付いていたのでその瞬間に立ち会えた。 発火のメカニズムはこういうことではない…

窯出し

う〜ん……。ことばがない。オフコースの言葉にできない、だったらいいのだが、絶句である。 使った釉が安定しない。外割で1割入れた蛙目が悪さをしているのかも知れないし、土灰の量を増やしたのが裏目に出ているのかも知れない。 ちとクヤシイ。 八つ当たり…

窯の床下から炎が

ゆうべ8時過ぎ、ちょっと窯場を離れていた。そろそろ色見第一回目を出そうかと戻ると様子がおかしい。窯場全体が妙に明るい。あれ?1200度付近になると窯ってこんなに火が見えるんだったっけ……と不思議な思いのまま窯場に下りた。 すると窯の床下部分が燃え…

初窯

ここ桐生市大久保の∴ん窯やきもの山房では初窯が行われようとしています。あたりは招待客、報道陣、参会者でごった返しております。上空はヘリコプターが飛び交い秋の空は時ならぬにぎわいに驚きを隠せないようです。あ、∴ん窯の窯元の挨拶が始まるようです…

初窯に向けて

昨日窯出しした。ほぼ予想通りではあったが、予想を逸脱しないというのはつまらないものでもある。ただ、悪い方の予想もものの見事に的中したのであまり上機嫌というわけではない。 詳しくは後ほど。 今日の午前は明日の儀式的「初窯」の左馬を絵付けして、…

代休

日曜働いたので今日は振替休日。 あれ?先週の月曜も同じことを書いていたな・・・ ゆうべ風呂に入らずに寝てしまったので朝風呂に入る。前からやってみたかったことがあったので実行。それは湯に浸かりながら珈琲を飲み、饅頭を食べること。う〜ん、極楽。 数…

窯焚き

朝8時点火、夜7時半鎮火。 無事、最後の試験焼成を終えた。今回は扉側を強、奥を弱の設定で焚いてみた。今回は酸化焼成。1230度。 ⊿ 例によって1100度を超えたあたりからときどき昇温が停滞した。今回初めて窯が呼吸しているのを聞いた。だいぶ重低音の呼吸…

窯詰め

窯詰めの前にやることがあった。 瀬戸でもらってきたツクが長年の使用で大分ボロをひろってがたついていたので、昨日新調したディスクグラインダーで削る。ダイアモンドカッターの威力はすさまじく、ひと撫でするだけで百戦錬磨の戦士のつのも平らになってし…

ちと無理じゃったわい

午前は懸案の必需品を買いにカインズホームへ。 これでほぼ最低必要な機械類は揃ったかな。ポットミルや土練機はなくても何とかなっているので後回しでいい。 買ってきた機械はそのままは使えず、簡単ではあるが足を付けたり、オイルを入れたりで結構時間が…

あぶり

週末から祝日に掛けて大忙しである。昨日あぶれれば割合にゆるやかな初窯になったのだが……。 ⊿ まず、今日あぶり、明日は施釉と窯詰め。150個ほど焼くので施釉も窯詰めも時間が掛かることだろう。土曜朝から窯焚き。焚いている間に初窯の飯碗の絵付けと施釉…

遠来のまれびと来たる

いつも冬泉響の舞台を見に来てくれる清△さんがひょっこりやきもの山房に現れた。今上海で仕事をしているという。一週間の休みが出たので訪ねてくれたという。瀬戸へ修業に行って以来会っていなかったのでうれしい再会だった。 おみやげを頂いた。 さっそく食…

仕上げつづき

瑕疵と味は紙一重。 芝居でも同じだ。稽古の失敗から斬新なフリが生まれること多々。 しかし、ろくろが未熟だ。持ち重りのするものはどう仕上げようがどうにもならない。不思議なのは重量と手取りは関係がないことだ。ほぼ同じ大きさの手毬唄で、秤では重い…