2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

時は夏、日は朝

¶久方ぶりの外干しだ〜っバナナ相変わらず元気にすくすく ∴黒がいいらしい 〇なんの話? ∴血管を丈夫にする食べ物 〇じゃ、墨を食べるか…… いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが表示され…

業種替え?

¶ 七月に有鄰館でうつわ展をやるので、重い腰(痛い腰)を挙げて作りに入る。よいしょ。 植木鉢の依頼があったので試作。底に穴というのが新鮮。うっかり穴というのは何度もあるが、意図して開けたのは初めて。 ∴だんごをいただく 〇どっちが好き?みたらし…

しばしの別れ

¶名残の裏の窯より 問題作4点 融けすぎて色が悪い、貫入が大きすぎる、釉の貼り付きが悪い、生焼け 失敗はヒントの金山 きっと何かが隠れているはず三番目のはこんな感じになった もうちょっとだけ貼り付いてくれたらいい感じだったさて、これでしばらくは井…

兎と亀

¶名残の裏の窯より その3 新しい土に諦めかけた井戸釉を掛けてみた 次の一里塚へ向けて出発 井戸ばかり弾いていたので湯呑やご飯茶碗がやけにちいさく感じる ∴ まだ鶯が鳴いている 〇There's no clock in the forest. ∴ほお 〇森には数字はいらない いつも…

脱皮の節

¶名残の裏の窯よりその2 これまでの定番釉から離れて、新しい釉に移行中ちょっと濃度が濃すぎたようだ ∴今日のシェイクスピアは? 〇"Shall I compare thee to a summer's day " ∴夏? 〇あの時代では五月。一年でもっともよい季節 いつもおつき合い下さり…

名残の裏

¶知り合いのツテで茶盌や酒器をお店に置いていただけることになる まだ置いてもらっているのは一軒 これで二軒目になる外に出るのは展示会だけ それも年二回から多くて三回 なかなかひとに見てもらえないというのが現状置いてくれる店が増えるのはありがたい…

"play's the thing"

¶井戸茶盌展しづかに閉幕終わるということ 前にあった予測不能の雲が、固まってうしろの岡になること 未来が過去になること (小井戸茶盌 展示会には出さなかった)いちばん沁みるのは今臨書している黄庭堅の俗気離脱の苦心 俗気はなかなか振り落とせないも…

"these were the joys of that house. . . . / To which he has now returned."

¶井戸茶盌展、無事に開幕。 例年どおりのゆるやかな滑り出し 展示茶盌48口 一年ぶりのなつかしい顔 macneiceのsoap sudsの思い、潺湲 ∴井戸って何? 〇茶盌だよ ∴茶盌って何? 〇茶を飲む器 ∴そんなものになんで血道を上げてるの? 〇そこに人生の分岐点があ…

"There is a tide in the affairs of men."

¶忍び足でやってくるものがある。気付くとすぐそこにいる。 これまでの果実 南方系だったり、雪山だったり・・・ こうしてみると色とりどり。展示会のための数は揃った。明日が五連焼成のファイナル。 ちょっと冒険してみるかな? ∴火曜日はどんな日? 〇外でお…

"Bare ruined choirs, where late the sweet birds sang"

¶展示会直前の五連焼成も残すところあと二回。さすがに大きな冒険は出来ないが相変わらず微妙な調整が必要だ。そのたびに窯出しが心配でもあり楽しみでもある。施釉の最中、ちょうど夕陽が射し込んできた。こんな感じの井戸が出来たらなあ・・・ なづ菜は我関せ…

"My heart leaps up when I behold / A rainbow in the sky:"

¶ 地に虹が架かったような窯出しの朝大井戸その1 やはり火表は梅花皮は融けきっているが裏はおもしろい模様となる 大井戸その2 もうひとつの茶盌。こちらは鱗模様がよい ながくつき合ってきたもうひとつの井戸釉はもう一息か ∴今日は暑いね 〇和室にいる分…

"Had we but world enough, and time, / This coyness, Lady, were no crime"

¶新しい長石、淡い色の土に変えて試す。 赤土より淡い色の土の方が合っているようだ。 ただ、非常に扱いにくいことは確かだ。ちょっと置く位置がうしろになっただけで融け方が大きく変わる。 ↓左は前、右は中央に置いたもの 同じ土でこんなに違う。 余裕があ…

"So many hours must I tend my flock;/ So many hours must I take my rest"

¶連休。前の集会所で子どもたちが大勢遊んでいる 私は五時前に起きて窯の火を付ける 窯の合間に新しい土でまた井戸を弾く 風が吹く 気温は24℃ 朝弾いた井戸が夕方には削れる ふと農夫を思う むかし訪れた平清水焼の窯元は兼業農家だった 畑のない私はやきも…