2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

工房進捗録

昨日今日で寝室、和室の天井部分が完成。といってもコンパネむき出しの質素なものだ。山小屋風とでも言うのだろうか……気に入っている。 今日は居間の天井に取り掛かったところで終了。根太棒を支える役割の材木(名前が分らない)は梁に取付け終り、明日で居…

大工さん入る

昨日材木屋さんが資材を運び込み、今日は8時から大工さんが仕事にやってきた。私も早起きしてご挨拶。 職人である。仕事内容は違うが勉強になる。工事を途中から引き受けてもらっているので(かどうかは不確かではあるが)図面なしで仕事をしている。パッと…

失敗

バッテン方式はうまく行かなかった。焚いているときからそんな予感がした。 また、色見と本体の融け具合の差も今回ばかりは完全に推測を裏切られた。原因はいつもの通り不明。 右の3つは取出した色見、左の2つは窯の中に置いた色見。器も同じ雰囲気になって…

窯焚き

今日は朝から窯焚き。前回に引きつづき変則焼成の試験だ。今回はバッテン方式を試みる。 左手前と右奥のバーナーを強く焚いて様子を見る。 今回、は変則焼成に入る前から昇温が遅かった。中の器も、気候条件も前回とほとんど同じだったが点火二時間ほどです…

午睡ののち

ちょっと昼寝したら調子よくなってきた。 今回何となく器に湿気を感じる。工房へ行って少しあぶっておこうか。

工房進捗録

工房の仕上げは、ダビンチ氏の手を離れプロの大工さんにお願いすることになった。今日は工務店の方と大工さんがやって来て段取りを決めていった。火曜日から工事に入るという。 予算の関係で内装をする余裕はないのだが、最低必要な部分はあるのでその辺は現…

理窟と現実

この間を埋めるのが人生の一大事業なのかも知れない、などと思い始めている。信とは差異の同一化である(吉本隆明) いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m 画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了

少しづつ

一遍に新しい環境に慣れることはできない。少しづつ、いつもの作業をやって行くうちにその場に適した勘が養われて行くはずだ。 この「少しづつ」というのがどんなことでも大切である。 (雑然としたロクロ廻りだが、一番効率的でもある) ギターの稽古もそう…

手回しのよい奴

途中から晴れ間も出たので今日中に削れた。 削りの頃合いを待っているとき何やらキラキラ光るので近づいてみると蜘蛛が器に巣を懸けようとしていた。気が早いと言うべきか、おっちょこちょいと言うべきか、あるいは、素早い仕事ぶりと言うべきか……

初めての作り

朝から土砂降りである。昼近くなると雨はやんだ。 やきもの山房へロクロ場を引越して、今日初めて器を弾いた。 まだ、道具をどこに置くか決められない。というのは木材やら石膏ボードやらの建築資材がロクロ場に置かれたままなのだ。すべてが完了したときは…

ギター届く

ゆうべオークションで落札した春日楽器のギター松!が届いた。 やや持ち重りのする楽器だ。さっそく弦を張り替えて鳴らしてみた。低音の鳴りがとてもよい。弾き込めば高音も、もう少し鳴るかも知れない。まだ左人差し指が完全でないので、もどかしい演奏だが…

追試の写真

パソコンがちょっと機嫌がいいので、大急ぎでHPにした。 器に火表、火裏を作るという目的は果たせなかった。今回はデータが取れたというだけの成果だったかも知れない。また、別なやり方を試してみよう。 窯内部の写真は窯出し帖の追試の頁をご覧下さい。ど…

変則焼成

窯出しした。 左側弱還元、右側酸化、という結果だった。 左バーナー最高油量2.5、右バーナー1.5と1.0目盛の差を付けての変則焼成だったのでどんな結果が出るのか楽しみだった。 右側の酸化は前回の酸化ほどさび絵が泣いていないのでまだちょっと熱量が不足…

ロクロ移動

今日午後劇団の手をわずらわせてロクロや粘土を新工房へ移動する。 これでやきもの山房が工房として整う。 ダビンチ氏の物置で始めた群馬での作陶。ようやく自分の居場所で取り組める。長かったようなあっという間の出来事だったような…… 残念ながらパソコン…

酸化焼成、追試

昨日は外干し日和だったのでよく乾いた。夕方、そのまま工房へ運び軽くあぶる。そして、たまたま今日は4時前に目が覚めてしまったので、工房へ行き施釉と窯詰めをする。 しかし、そのあとがいけなかった。たぶん燃料切れだったのだろう、窯でなく私の方が。…

暑い!

外干しには最適の日だが、それでも暑すぎる。6月とは思えない。明日からは雨らしい。しかし、気温は変らないと言う。ええっ、湿度が高くて気温も高い……典型的な日本の風土。参ったな。 工房に関して一大進展があった。もう少し全体像がはっきりしたら報告す…

カワイイ話題

さえない話ばかりでは暗い気持になるので楽しい話題を。 毎週火曜日は青年の家で高校生にシェイクスピアの朗読を教えている。その青年の家に話題の主がいる。 まだ数回しか顔を合わせていないのに、昨日はまず私の隣りに寝ころんだ。 その前、私がニャオと挨…

切立、やっぱり不調

う〜ん、今日は厄日と考えよう。 腰の状態が湿布のおかげか、少し改善したので午後切立に挑戦した。 惨敗というところか……。 さらにせっかできた虎の子の切立を削り、台車に収めようとして、バランスを崩し数個だめにした。結局6個ふぞろいの切立達が残った。…

ロクロ不調

工房へ車で入る坂を屋根から落ちた雨水が流れ、土砂を削り取ってしまうので雨水の水路を作った。といっても道の脇に簡単な掘りを作っただけだが。 しかし、なれないツルハシをもってえいこらさっさとドカタ作業をしたせいか、腰痛がまたしても悪化。しばらく…

酸化焼成の結果

写真を載せました。 窯出し帖の6月15日の頁をご覧下さい。

待ちきれず

さきほど窯を開けた。 今回は器に当たり散らさずに済んだ。やれやれ。 酸化の穏やかな発色が得られたのでまずはひと安心。今まで使っていた釉を少し改良?したのも試したが、それもよい感じに焼けた。雨龍釉も酸化炎では海老茶にならず無事黒く出た。試した…

酸化焼成試験

灯油窯で4回目の焼成になる。 これまで還元あるいは中性ばかりで、まだ酸化を試していなかった。前回の還元の失敗を挽回したい気持もあったが、まずはデータ取りのためにOFで行う。 器は前回、半分だけ焼いたので今回はすぐに施釉して、焼成に入れた。 10時…

鈍色恋唄

今日、劇団で秋芝居「鈍色恋唄」の台本を配り、読み合せをした。 工房が仕上がりそうでなかなか仕上がらないもどかしさが私を支配していたせいだろうか、まさに鈍色の作品になった。 10月末か12月頭(運悪く予定した会場が取れず、日程がまだ確定していない…

油煙巻き?

今窯出しから帰ってきた。明日朝にしようと考えていたのだが、待ちきれなかった。 出してみると哀しいことに釉がなんとなく黒ずんだ感じだ。話しに聞く油煙巻きだろうか? 今回は還元の時間を6時間掛けて50度づつ1200度まで上げてみたが、還元が強すぎたのか…

疲労捻挫?

3月から毎日ギターを弾いている。 いつ頃からだったのだろう、左人差し指が痛み出したのは。それまでもときたま弾いていたが、毎日というわけではなかった。急な負荷のせいで靱帯が悲鳴をあげたのだろう。使いすぎによる捻挫。からだも無理が利かなくなった……

窯焚き

灯油窯で3回目の窯焚きだ。三度目の正直ということばがあるが、三度目というのはいろいろな意味で試練なのだ。 今回はダンパーを使って還元焼成を試みた。 結論は、よく分らん……。 数をこなすしかない。 RFに入ってから6時間掛けて1200度まで上げる。なんと…

施釉と窯詰め

さきほどようやく終った。お昼を食べ損ねてしまった。ふ〜っ。

試し弾き

最近、ときどきふらりと楽器屋へ行き、置いてあるギターを試し弾きさせてもらう。選ぶのはその楽器店で一番高いものと決めている。この前は伊勢崎の店でアリアという日本の製作所がスペインで作ったギターを弾いた。まだ若い音だったが、弾いていて顔がゆる…

あぶり

工房のすぐ近くの銀杏林に雉がいた。 金曜日の窯焚きに向けて器の水蒸気を飛ばす。 今回はやり方を変えて5時間つづけて焚くのではなく、大体200度まで温度を上げたら鎮火して、余熱で水蒸気を飛ばす方式にしてみた。まず昼前に一度やり、1時間後にまた225度…

窯の点検

前回着火不良と電源落ちの不具合があったので窯屋さんに来てもらった。 今日試したところ問題なく着火し、電源が落ちることもなかったので、私のやり方がいけなかったようだ。 前回の器も見てもらう。還元雰囲気になっているという。ただ、ガス窯に比べ、灯…