待ちきれず

さきほど窯を開けた。
今回は器に当たり散らさずに済んだ。やれやれ。
酸化の穏やかな発色が得られたのでまずはひと安心。今まで使っていた釉を少し改良?したのも試したが、それもよい感じに焼けた。雨龍釉も酸化炎では海老茶にならず無事黒く出た。試したのが丸い手毬唄湯呑なので雨龍の迫力はやや薄かったが……
写真はのちほど。
大西政太郎の本を読み返しているが、瀬戸の陶工の話が興味深かった。いい陶工は還元、酸化とも、ぎりぎりの+あるいは−の炉圧で行う、とあった。今回はぎりぎりどころかふんだんに酸化を吸い込ませ、引きっぱなしの燃料浪費焼成だったので、どれ位までぎりぎりに引きを抑えられるものか、近いうちに試さねばなるまい。



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