窯屋来たる

シン◆△ウの担当者がやって来た。事情を話すと彼の見解では横引の長さはさほど焼成上の問題ではないとのことだった。一旦付けてしまったメンツもあるのかも知れないが……
基本的に灯油窯では普通に焚いて中性炎であり、酸性炎は無理。それに煙突の横引の抵抗も多少加わるから、あまり還元を強めるとバーナーにススがたまり、そのため燃え残った灯油に引火して床下から炎が出るのだという。
一応は納得できた。
更に、RFに入るのは900度では早すぎる。1050度前後からでも十分RFになる。それ以前から攻めてもあまり差はでない。NFへは1220度〜1230度前後で戻すと言われた。
このあたりはやってみないと何とも言えない。
煙突の付け替えについては、うまく焚けないという理由ではなく、煙突設置当初に比べ杉の枝が成長し、煙突の先端に近づいているという理由でやってもらえることになった。ただ、焼成についてはそれほど変化はないだろうと言われた。
やきものの話はなかなかできないので、こういう折にいろいろ聞いておきたいのだが担当者氏は掛持ちで忙しいのかいつもテキパキと用事を済ませると慌ただしく去っていってしまう。その辺、つい大澤ガスの社長と比べてしまう。忙しい時代に会社が生き残るには一箇所にそうそう構ってはいられないということなのだろう。
こんなときはいつも、大澤に頼めばよかったと、5mgほど後悔する。



いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m
画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了


人気ブログランキングへ


にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ