土いじり
徐々にやきもの生活へ戻ろうと、少しづつ動き始めている。
まず試験したい土は、山房を建てるとき掘り返した粘土質の青土だ。もう二年近く経つのですでに乾いている。そのうちの一かたまりをスタンプして篩いにかけ、水簸した。バケツの上水を捨て、そのまま放置。二日ほどしたら団子に出来るくらいになったので、ゆうべ試験用のぐい呑（お猪口？）にした。
もうひとつは稽古に行く途中で採取しておいた赤土だ。たまたま道端で見つけたものなので大量にはない。たぶんこの辺りの赤土だろう。今、乾燥させている。
土の乾燥の時間、あるいは、水の時間、は人間の時間とは流れ方が違う。ぼんやりとした時間の流れだ。今の私にはちょうどいいかも知れない。
