外干し
本番が迫っている芝居の稽古で気持のゆとりがあまりない。
それでも、黄伊羅保が気に懸かっているので先日二種類の土で茶碗を弾いた。
両方ともかなり荒れた土なので、うまく弾けなかった。井戸形に作ってはみたもののあまりに重い。失敗である。だが、釉の試験なのでこれはこれでいい勉強になった。指が痛くて厚ぼったい作りになってしまったのではどうしようもない。これほど荒れた土だと薄手の手袋を調達しないといけないな、と思った。でも、手袋をして茶碗を弾く……土に直接触らず作るというのはどうなんだろう。ちゃんと形をまとめられるのだろうか?先ずは手袋を探すことだ。まさか軍手では弾けまい。
今日は天気がよいので外干しだ。それでもやはりもう秋の陽射しだ。夕方近くまで干しても重量が思ったほど減らない温水器の温度があがらないのと関係があるのだろうか?