展示会に向けて
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花粉症、薬をとるかかゆみを取るか
どっちみちツライ
いよいよ展示会の準備に入る。
まづは灰の処理。鉄釉に使う灰はおどろくほど安い灰だその辺が面白い。一番良質(?)な灰は少なくとも∴ん窯の鉄には合わず、その4分の一ほどの値段が灰が一番よい結果を出した。ただ、安いには理由がある。粗製濫造とでも言おうか、80目くらいで篩わないと使いものにならないのだ。安い分手間は掛かる。ちゃんと市場原理のバランスは取れている。
篩作業は手首を傷めるので要注意である。
次は化粧土の準備。山房の周辺で採った赤土を使う。
大きな塊をカナヅチで砕き、ある程度小さくなったらレンガですりつぶしてゆく。ヒジョウに地味な作業である。
次は土合わせ。
陶芸をはじめて頃は気にもしなかったが、これが意外に面倒である。ああ、土練機!と思わないでもないが、あったとしても使う準備が面倒と結局手で練っているような気がする。
かなり砂気を足すので練ったその日には使えない。一日寝かしてからロクロにかける。
というわけで今日の仕事はお仕舞い。