長石試験
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小貫入はソーダ長石とカリ長石の混合がよいと教わったので、また、長石を探す
ソーダは平津デシンターにしぼる
これまでスタンパー神話に振り回されてきた
確かに志野にもスタンパーが有効だろうが、井戸にはどうだろう?
自分の目で確かめないと何ごとも見極めはつかないものだ
井戸に関してはデシンターのような極細な原料の方が、少なくとも私の好みに合っている
あとはカリ長石だ
手持ちは正長石、福島、印度、益田
懸念は配合率だ
以前半半でやったが、なんとなくソーダを多くした方がよいように思う(刑事のカン???)
今回は2:1でやってみよう
灰は水簸塩抜きアク抜きをしていないうなぎ屋さんの備長炭灰
これを60目で篩ったものを使う
その他
最近、釉調合が面倒くさい
試験する数が多いとなかなか重い腰が上がらない
今回は手持ちが4種類しか(さいわいにも)ないのでちょっと気が楽だ
群馬長石もついでに試験に加えてみよう
これは厳密には長石ではないらしいが正確なところは不明
3種類の土で5種類の長石を試す
カルテは15枚
付箋紙に土情報、釉情報、窯位置、焼成温度雰囲気、日付を書きこむのでかなり面倒である
当然、メガネを掛けないと見えない
この辺がツライところだ
だが、これを怠るとあとでしっぺ返しがくるのでじっと我慢の子である
∴久しぶりに回転寿司で夕食
〇タッチパネルで注文する方式になっていた
▼店内は実に静かである
◎ちょっとやるせないなァ