窯出し
不安は的中。例によって追試は失敗。トラウマになるなあ。
繊細さに欠けると痛いしっぺ返しを喰らう。いい教訓だ。
生掛けでずっとやっているが、今回は長石釉をやや厚めに掛けたせいかかなり剥離してしまった。いや、他にも何か問題があるのかも知れない。
口が剥げ
内側も剥げ
見込も剥げている。
胴もところどころ剥げ落ちた。
また、気持ち悪い色になったものもある。酔ったのだろうか?
よく見ると細かい泡状のものがたくさん見られる。どうしたのだろう?
今回比較的よかったのを敢えて挙げると次の二つだろうか。
最後のは原土をそのまま使ったのでところどころ石ハゼが出た。特に右側のが大きかった。これは見込側にも出ている。これは狙って出来るわけではない。たまたま出くわしたものだ。英語で仕合せを意味するhappyは「たまたま」という意味の語に由来している。そういう意味でhappyであった。
全体としてかなり低調な出来で、寅さんではないが、私こと、思い起こせば、恥ずかしきことの数々、今はただ後悔と反省の日々を過しております、です。