玄白唐津、釉雪崩!

早朝、眠いまなこで窯の蓋を開ける。これまで何度も失敗しているので祈るような思いである。
しかし、融けるときは融け、融けないときは融けない。大自然の摂理は非情なまでにゆるぎない。


なかなか掛け分けがいい感じである。


ところが裏を返してみると



と、こんな為体である。

むむむ。ちょっとだけ温度が高かったか。でも、安全パイで低くあげると掛け分けが融け合わずさみしい思いをする。臆病な窯焚きは資源と時間の無駄だ。結論からすれば、これでいいのだ。これまでの経験から思うに、このくらい流さなければいい味は出ない。100個焼けばきっと1個くらいはきず物でないのが取れるだろう。

ま、これらは普段使いの大湯呑扱いにしよう。




猛烈な勢いで伸びる家の前の雑草の根は遠くアンデスのトマトにもつながっているのだな。



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