窯出し




お腹引っ込め作戦実行中
隠れ肥満は手ごわいぞ


今日の午後、ヨガ教室を終え、お昼を食べてから窯出し。温度は60度台に下がっているので素手で掴める。

結論から言うと1185度では単味の灰は融けないということだ。使ったのはかなり融けやすい灰だ。以前1225度でちょっと融けすぎる感じだった。中窯は熱電対が窯の天井についている。小窯は中ほどの横挿しである。温度差を見て、融けるか融けないかぎりぎりを狙ったが、見込み違いのようであった。それでも他の釉は融けているのもある。中窯で1185度は考えられない低温なので、やはり温度差が歴然としているようだ。

一番融けなかったのがこれだ。

場所も窯のうしろで温度が低かったのかも知れない。

伊羅保もこんな感じで文字通りイライラ伊羅保である。

今回の収穫は前の柿の蔕の共土で弾いた湯呑がいい色に出たことだ。

焼いた結果の底切れは25%の確率。つぎは弾き方を反省して水をもっと使わないようにすることと、削りの前に底をポンポン叩いて土を締めてみよう。別な土(前回、全滅した底切れしやすい土)で実験したところ、3個中1個だけが切れた。

もう一つの収穫はサンプルでもらった赤土の試験が割合よくできたことだ。釉の試験で片身替にしている。



粘土の色から想像したよりほんのりした赤なので使えそうだ。さっそく注文した。

さて、というわけで、夕方1220度あたりを目標とした器(唐津土)などの施釉をして、窯詰め……現在、捨てあぶり中。明日また窯焚きだ。約半分は焼き直しとなる。さて、今度は融けるか?


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