初徐冷還元
∴
なんだか暑いくらいだ
おかげで
温水器は60度を超した
手探りでやってみたものの見事に失敗。
理窟で考えても想定できる結果である。
今回は中性炎で焚いたのだが、徐冷還元の効果はほとんど見られないような気がする。あと何回かやってみないとはっきりしたことは言えない。
理窟で云々と言ったのは徐冷の方の効果だ。手探りだったため降温がちょっともたつき言ってみればかなり長いあいだねらしたのと同じ結果になった。
ほとんどの湯呑に「足が生えた」。釉も融けすぎて味なしになった。ある程度予測はついていた。目土をかませておいて正解であった。
しかし、今回つくづく思ったのは、窯焚きは健康と同じで実に精妙なバランスの上に成り立っており、うまく焼ける(無病息災でいられる)のは希有な(だから、ありがたい)ことなのだ。