井戸茶碗土
熊谷陶料に井戸茶碗土というのがあったのでどんなものかと取り寄せてみた。
それで井戸を弾くのはまんまと粘土屋の手の上で遊ばされているようでシャクだから久しぶりに筒を弾いた。
弾き味はざらっと指に当たる感触がたのしい。
昨日につづいて晴れた。うれしいことに外干しが進む。
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私のいのちの斜め右側にはいつも上下も大小も時間も歴史もなにもない宇宙が潜んでいる
境界はあいまいだが生きるものははっきりした境界線を引いている
その線は今日のように晴れ渡った日にはいっそうくっきりと見える
牛過窓櫺
通りすぎないものもあるのだが私から俯瞰しようとしても分らない
ことは単純だ
ここと今
今とここ
ただそれだけ
