さあどうかな?


今回は還元時間をやや長めにとってみた。青井戸狙いだ。

しょうじきな話、青井戸や小井戸についてあまり分っていない。小井戸と大井戸の違いもよく分らん。サイズの違いと思いきや「小」井戸のはずが中には大井戸より口径の大きいのもある。ただ、小井戸、青井戸は大井戸にくらべ丈が低いようだ。そんなところしか分ってないという心許なさ。

こういう時は大先輩に頼るしかない。

井戸の名手、野口以織氏によれば、


青井戸茶碗という名から、青い色調の茶碗と以織自身も思い込んでいて、この作品が出来たときネーミングに困ったものです。昔の茶人によれば小井戸茶碗系のうち、釉ガラスが白く焼き上がっているものを小井戸、それ以外は青井戸と分類したそうです。昨年(2013年)冬、東京青山・根津美術館で 開催された「井戸茶碗展」は壮観で、全国に伝承する井戸茶碗の7割までが展示されました。名碗、名碗をことごとく観ることができ、以織感激でしたが、なんとそこに並んだ青井戸茶碗の多くが茶色でした。で、この作品も青井戸と分類した訳です。(以織記)
ということである。

しかし、今回のやや浅めの井戸を分類しようと手に取ってみるとどれも梅花皮は白い。ムズカシイものだ。そこで暫定的に土の鉄分が多めなものを青井戸、枇杷色のものを小井戸と分けることにした。青井戸5、小井戸2、井戸盃5。

さて、結果は・・・・・・

これまでで一番の上がりだった。重畳重畳!窯神さまに感謝である。

これが今朝、窯出しした分。

まづは横から





上から




斜め上から



ひとつだけ釉が違っているのがある。さて、どれでしょう?

∴アロマティックアフリカン!
〇どうしたどうした
∴最近、アフリカン珈琲にはまっている
〇キリマンとか?
∴ああタンザニアね。それもあるけれど、もっと私の舌を酔わせるのがブルンジ!そして、ウガンダ



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