失敗の哲学

玄白、見事にだらだらと棚板まで流れた。


ヨリ土を高下駄にしておけばまだましだったかも知れないが……

失敗の窯のあとは気持ちが落ち込む。そして、大分経ってから失敗が単なる失敗ではないことに気付く。こんなことのくり返しを何度したことだろう。だが、失敗の反復は同じことのくり返しではない。成功には(美人に似て)似かよった空気や陰翳があるのだが、失敗には(下手な文字のように)決してまねできない突出した個性がある。そこからどれほどのことを会得するかに人生は掛かっている。まるで


so much depends
upon a red wheel
barrow
(e.e.cummings)
であるように。




雨かと思いきや一気に晴れ上がった。それ外干しだ。週末にはつぎつぎに窯焚きに入れるかな?



雨がイヤだったのは外で遊べないから
雨がイヤなのはからだ宇宙がゆがむから
ちょっとした差
どでかい差



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