バランスが肝心
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山房から少し下ると
お角桜が満開になっていた
施釉直後、器にヒビが入った。
最初、胴に化粧を部分掛けして、少し乾燥するのを待ってから施釉したら起こった事故だ。
つまり内側と外側で引っ張る力に差が生じて出来たひび割れだ。
素焼きをしてから施釉すればこの問題はなくなるのだが、釉調が一本調子になる。危険はあるが、できる限り生掛けにこだわりたい。
今度は化粧して、化粧土が乾くのを待たず、すぐに見込と胴に釉を掛けた。今度は大丈夫そうである。
つまり、腹筋と背筋は均等に鍛えないといけないということだ。