佐々木明の快挙

スキー、アルペン競技の国際大会で佐々木明選手が優勝した。
以下は日経の記事から。

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(1/20)五輪代表の佐々木が優勝・アルペンスキー国際大会

 アルペンスキーの国際大会は19日、オーストリアのウェステンドルフで男子回転を行い、トリノ冬季五輪代表の佐々木明ガーラ湯沢)が合計タイム1分33秒82で優勝した。国際スキー連盟(FIS)によると、佐々木がアジア以外でのFIS公認レースで勝ったのは初。

 佐々木は1回目にトップの46秒45で滑り、2回目も47秒37でまとめた。ワールドカップ(W杯)で活躍するトーマス・グランディ(カナダ)は4位、カレ・パランデル(フィンランド)は6位。五輪代表の湯浅直樹(北海道東海大)は1分34秒47で7位、皆川賢太郎アルビレックス新潟)は2回目に途中棄権した。〔共同〕

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アルペン競技は雪上のF1だ。緻密な計算、正確な技術、信じられない程強靱な筋力、そして、勇気が試される。日本はアルペンではからきし奮わない。猪谷千春が1956年イタリアのコルチナ・ダベッツォで開催された第7回冬季オリンピックの回転で銀メダルを取っただけだ。マスコミもノルディックのようには騒がない、競技もTVで放映されない。当然国民の関心も(残念ながら)低い。野球やサッカーの10分の1でいいから枠を設けて欲しいが虚しい願いだ。

佐々木選手はたまたま情熱大陸で華麗な滑りを見て、虜になった。とにかくしなやかで、美しい。必ず勝つ日が来ると思っていた。心から、おめでとう、と叫びたい。