専守防衛、抜打ちテストに不合格

例の国が領海侵犯した。発見したのは衝突事故で「有名に」なったイージス艦あたごだ。侵犯の目的は明白だ。日本の防衛システムの試験である。結果は不合格。


高知県足摺岬沖の豊後水道周辺の領海内で、国籍不明の潜水艦が潜望鏡を出して航行しているのを、周辺海域を航行していた海上自衛隊イージス艦「あたご」が発見した。あたごはソナー(水中音波探知機)による捜索を続けたが、約1時間半後に見失った。
(9月14日20時22分配信 産経新聞
潜望鏡まで確認していながら見失うとは失態もはなはだしい。

こんなことで日本は大丈夫なのだろうか。メディアもあまり問題視していない。私には事故米事件よりはるかに一国の一大事と思うのだが。これが有事なら日本はすでに滅んでいる。逃足が速いなら何故もっと早い段階で対潜哨戒機を動員しなかったのか。スキだらけの防衛網がまたしても仮想敵国につつぬけになった。

専守防衛を謳うなら、敵国から、日本の探知能力はあまりに高すぎてとても侵犯できない、と言わしめるくらいでなければならないはずだ。