ねこかし

落語「お若伊之助」を聞いていると「ねこかし」ということばが出てくる。最初「ねこばし」と聞えていたのだが、調べてみると「ねこがし」あるいは「ねこかし」(漢字は寝転かし)だった。しかし、どんな意味なのか全然分らない。
ん窯の五郎は耳が悪いようだ。ドラマでもよく聞き取れないことがある。歌も何を言っているのか分らない。
英語なんかしばしば聞き取れない。外国語ということもあるが、耳のせいもあるかも知れない。まあ、大抵は分ったフリをして誤魔化しているが・・・。
こういうときには耳の悪さに困ってしまうな。耳ではなくてもっと奥の方に問題があるかも・・・?
もとは遊郭のことばだったらしい。遊女が客の寝ているすきに姿をくらましてしまうことだそうだ。そういえば、転ぶことをこける、といい、転ばせることは、こかすという。だから「ねこかし」は寝ころばしたまま放置することだと合点が行く。
ねこかした遊女はその客がよほど気に入らなかったのか、寝たあとまでつき合わされてたまるものかと、閨を去ったのだろう。(追伸:掛持ちしていた、ということもあるか・・・)
いやいや、他人事ではない。いつ何時私も運命の女神にねこかされるかも知れない。だが、私のロクロの守り神、ぞうおんなさまにはそうされないことを祈る。でも最近、ロクロ、大スランプだからなあ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




いつもつき合って下さりありがとうございます。
ランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。
リンクをクリックして別窓にランキングサイトが表示されれば投票終了です。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜