お江戸往復

車で東京を往復してきた。府中、八王子とかへは何度か行っているが、山手通り、目黒通り、環七、など走るのはうまれて初めてである。
大学院生の時、中野、荻窪に住んでいたので土地勘はあるが、電車の土地勘と車の土地勘は別物である。
しかし、何故かくもこのようにおびただしい車の列が生まれるのだろうか。という自分もその数を増やしているわけだが。
つらつら鑑みるに、この大都市はもう人間が生息する限界を超えているのではあるまいか。地べたは増やせないから地を堀り、天を摩する。もうすき間がない。息苦しいこと限りない。
それでも東京に住む人は東京至上主義を疑うことを知らない。群馬には人が住めるのか、などと言う。冗談半分だが、冗談にはホンネが隠されているものだ。東京だけがひとが住むに値する場所と固く信じている。
こんなことがいつまでつづくのだろう?そんな不安が地の底深くにうごめくのを感じた一日だった。


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