タイアの違い
水たまりでアクアプレーニングを起した。
車がフワッと浮き上がり、勝手な方向へ動き出す。ハンドルが役に立たない。センターラインを越える。心臓はバクバクしている。
運がよかった。対向車はなかった。
即、タイア交換である。
ただ懐不如意な身分なのでB社のRE01はあきらめざるを得ない。D社のLM703にした。そんなには性能の差はないだろうとタカをくくっていた。
ところが、さにあらず。
雲泥の差があった。
やっぱりRE01はすごかったのだ。
直線ですでに違っていた。ハイドロを起すほどの溝なしと比較して、かくのごとしである。
コーナーの食いつきは新品のLM703の方がいいに決まっているが、横方向のヨレがひどい。一番感じるのは車線変更時だ。
RE01は時速100kmで急速に横移動しても、すっと隣の車線へ移り、何ごともなかったかのように走り続ける。
LM703の場合は50kmでおなじことができない。車線変更後のロールが激しい。少し遅れての揺り返しが気持ち悪い。
もう替えてしまったのだからあきらめるしかない。スタッドレスを履いていると思うことにして、安全運転を心掛けよう。
次回はお金を貯めてRE01にするぞ、と心に決めている。そのためにも工房が建つことを祈る。今の状態ではお金のためようがない。トホホ。
