11時間半の快挙

窯焚きの短期決戦に挑戦した。
いつも使わせていただいている窯を紹介しよう。シンリュウ製0.25m3の都市ガス窯だ。

ダンパー、ドラフトはこの位置に付いている。

バーナーは水平に炉に組み込まれる大澤ガス製と違って垂直に立っている。

そのためひざまづいてのぞき込まないと炎が見えない。そこで鏡を置いて遠くからでも炎の確認が出来るように工夫している。

7時点火、6時半鎮火という私にとっては異例の早さ。おかげで、からだは楽だ。
最後の酸化は止原さんに指示されたとおりには行かなかったもののその他は順調に進んだ。
途中で止原さんから電話で指導していただいたところ、瀬戸の中性炎と萩の中性炎は全然違うものであることが判明。
それで最後の昇温にいつも失敗しているのかも知れない。
次回に期そうと思う。

しかし、鎮火して、道具類を全部片付け、助っ人に来た友人と夕飯を食べ、芝居の話をしても、なお10時である。
これで器がいい感じに焼けていれば言うことなしだが・・・。
さてどうなるやら。結果は3日火曜日に出る。

途中でざくろの差し入れを頂いた。久しぶりに口にしたほのかに甘く、苦い味は失恋の味か?
 
柘榴(ざくろ)割る爪に散り染む紅(くれない)のしぶき翳(かざ)して窯の火を見る 五郎




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