沈澱防止

朝、起きるとすぐに釉をかきまわしてみた。
底には多少沈澱が見られるが厚い層にはなっていない。大道土作戦は成功したようだ。
計算してみると、最初入れた土の量が萩の師匠に教わった量より少なかったのだ。道理で沈澱してしまうわけだ。
あとで増やしたのでほぼ外割1割になった。
ときどき(いや、しょっちゅう)こういうおっちょこちょいなことをやらかす。
瀬戸では供土を入れると沈澱防止になると言われた。だが、供土作戦は供土というくらいだから、土が決まっていないと実行できないと思っていた。もしかすると、例えば貫入土でも大丈夫かも知れないが試してはいない。
大道土はどんな土に対しても大丈夫なようである。
あとは多少沈澱した長石をどうやって撹拌するか・・・。巨大な泡立て器(長さ60cmくらいか)を以前中古品で買っておいたので、それが使えそうだ。
工房から取ってきて試してみよう。
 
沈澱防止に関してはいろいろな方策がとられているようだ。
ある人はドロマイトを入れると言い、ある人は塩を入れると言い、また、ある人はにがりがいいと言う。蛙目やカオリンを加えるという人もいる。ドロマイト、塩、蛙目、カオリンは試していないが、にがりはまったく効き目がなかった。その点大道土は確かな効き目がある。
だが、志野釉のように長石がほぼ100%の釉に対しては分らない。その場合はもぐさ土の方がよいかも知れないし、ダメかも知れない。



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