名刺

芝居の稽古につき合う。
だが、今の私のからだはぎっくり腰寸前の為体である。基礎稽古のさわりしかつき合えなかった。
この劇団、群読集団 冬泉響を紹介しよう。
現在団員は四名。年と共にいろいろな事情から団員が減りつつあるという危機的状況にありながら団員の意気は高い。

  • 座長は薫。冬泉響の看板女優である。ひとたび舞台に立つと小さなからだから音楽が流れ出す。英文学の研究者でもあり、二度留学を経験している。今は落語「子別れ」と格闘中。
  • 年長は妓娃尼。れっきとした日本舞踊の名取である。しなやかな物腰から和の雰囲気がにじみ出す。芸風をがらりと変える道化役に挑む。
  • 中堅は主税。わがまま放題な性格がさいわいして(!)舞台はたのしい気分に包まれる。うわさでは性格を改造中とか・・・
  • しんがりは世津。舞台歴5年。イナバウアーも可能な柔軟な体躯と抜群の記憶力が武器・・・だといいのだが、まだまだ駆出し、舞台に立つとピノキオになる。課題はヒューマンハート。

そんな極小劇団が冬泉響である。私は台本と演出のお手伝いをするだけであるが、時に違う世界の色を見るのも刺激になる。
秋の公演が楽しみだ。



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