巣籠り

ゆうべも少し雪が積もった。朝は曇だったが今また雪になった。
こんな日に敢えて工房で仕事をするほどの禁欲的な人間ではない。巣ごもりを決め込む。
ゆうべから読み始めた武者小路実篤の「維摩経」(角川文庫、1956年)を読む。今は古書でしか入手できないようだが、面白い。
といっても仏教書としてではなく、小説の枠を逸脱したメタノベルとして。
仏典の解説をしているのだが、途中にところどころ「疲れた」とか、「こういう点は感心できない」とか、私的な発言が飛び出す。
だから、関心の半分は謂わば武者小路の私小説である。
つづきを読もうと思う。



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