ブログの名前

今までは∴ん窯の五郎 水天需録の名前でやって来たが、もともと工房探しの拠点にしていた玉村町の工房が「水天需工房」だったのでそれににちなんでつけた名前だ。
いよいよ桐生市新里町大久保に工房ができるのでブログでは一足早く名前を変更することにした。
∴ん窯やきもの山房 里山
(んがまやきものさんぼう さとやまごよみ)

これからもよろしくお願いします。
一日雨だ。新工房へ行ってみた。雨の工房は初めて訪れる。
屋根が割合に広く、その上、材質が金属(トタンの折板)なので雨音がかまびすしい。音に神経質な私ははやくもちょっと心配になってきた。
ただ、現在は天井もなにもない状態なので屋根の音が下まで筒抜けになっているが、少なくとも寝室は天井を張る予定なので大丈夫と思うのだが・・・
以前、劇団の合宿で新潟の能生へ行ったときのこと。あれは6泊7日の合宿だった。
能生は急斜面が多く、しかも至るところに湧き水が出ている。温泉も出ている。
その上天然ガスも出ている。土地のひとは、だから、一日中ガスをつけっぱなしにしている。さもないと危険だからだ。でも、調理も風呂も暖房も全部ただである。
豪雪地帯である。どの家にも屋根から下ろした雪を溶かす池があった。泊った宿も例外ではない。
裏山から流れてくる相当量の水がトイを伝って滝のように池に流れ落ちていた。昼間は何も感じなかったのだが、深夜あたりが静まり返ると事態は急変した。
うるさいことこの上ないのだ。
五月蝿などというなまやさしいものではなかった。私にとっては轟音である。
最初の夜は一睡もできなかった。
朝食のとき、劇団員に滝の音がうるさかったねえ、と話しかけると、えっ、滝なんかありました、水の音なんかしてました?と誰からも反応が返ってこない。やられた。若い連中は昼間の稽古の疲れで爆睡しているのだ。演出の私には肉体疲労はさほどない。その替り神経が高ぶっている。しかも音が気になる質だ。余計に眠れない。
二泊目も一睡もできなかった。
このままではいのちが持たない・・・私は押入にもぐり込んで耳栓をして寝ることにした。
ようやく眠れたのは言うまでもナイアガラの滝である。



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