春眠暁を覚える

「春眠不覚暁」の詩が歌われた時代、人々は日の出と共に起きるのが当り前だったのだろう。冬はよいが春の日の出は早くなる、だからつい寝過ごしてしまって春眠不覚暁、ということになったのだろう。
いつも夜中に目覚め、二度寝して、起きたときは陽が高いところにある私とは違うのだ。
でも、目覚めの早い(!)私は、残念ながらというべきか、そのおかげというべきか、この詩とは反対に、夜明けに気付いてしまう。
というと聞こえはいいが、実態としては冬にはそんな時間に目が覚めてもまだ真っ暗なのだが、春が来たのでちょうど夜明けに遭遇しているだけのはなしだ。そのまま起き出せば立派な自然派なのだが・・・
 
久しぶりに「真面目に」ロクロに向い3枚ほど弾いた。
暖かいので午後3時には削れた。
だが、大道土に入れた赤カオリンの分量を前回の反省から減らしたせいか、縮緬の出が悪い。縮緬好きな私としてはちょっとクヤシイ。萩の師匠は赤カオリンを入れていない土でみごとな縮緬を出しているから、工夫しだいで出せるはずなのだ。
ひとつは削りの頃合い。おそらくこれが一番重要な点だろう。今日はちょっとだけ早すぎたきらいがある。
もうひとつは萩砂の分量。外割5%では少なすぎたかも知れない。もうひと工夫してみよう。



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