茶に酔う
劇団員と入間の茶園見学に行ってきた。
今ちょうど新茶の仕込真っ最中である。たまたま劇団員の知合いに製茶業の方がいらしたので紹介してもらい出掛けた。
まさに製茶日和である。
社長から説明を受ける。工場は完全にコンピュータで管理され、人手によるより美味しくできると言う。なんだかちょっと複雑な気持である。
説明する口調から製茶にかけるなみなみならぬ情熱と自信と誇りが伝わってきた。ものづくりはこうでなければならない。
途中からふわふわしてきた。私は酒ばかりかお茶にも酔うらしい。工場内は新茶の香りが充満している。差し込んだ光に茶の粒子が見える。私はそれを吸い込んで酔ったのだろうか？
茶畑も見てきた。夫婦道のタイトルバックに使われた茶畑だ。
あたりでは一番景色がよいところである。ＴＶのクルーはこういうところは見逃さない。
しばらく新茶を堪能できる。
