窯焚き

この間弾いたぐい呑がまだ残っているので、いい感じの藁灰釉で焼いてみようと思う。
早起きして作業を開始したのはいいのだけれど、いざ窯詰め!の時、そう言えば横穴の栓が折れてバーナー口に落ちていたっけ、と大事なことを思い出した。
トングや火箸で取ろうと試みるが意外にバーナー口は深い。窯の内部は暗くて狭い。よく見えない。埒が明かないので、バーナー全部を窯から外して取出すはめになった。
まじまじと見ると左奥のバーナーだけ猛烈にススが溜っている。毎回掃除機で吸い取って焼いているのだが、一回でこんなに溜るのは何か変である。他のバーナーにはそれほどススは溜っていない。床下から炎が吹いたのもこのバーナーである。この簡単な解体掃除が功を奏すればよいのだが……。
床がススで真っ黒だ。そう言えば萩の工房見学をしたとき、灯油窯の工房の窯場はどこもススで真っ黒だった。
すったもんだしているうちにあたりは明るくなって来た。
8時半点火。釉がまだ湿っているのではじめはバーナー一本だけでゆっくりあぶる。
さて、今度はうまく行ってもらわないと困るのだが、出鼻をくじかれた形である。
さて、この顛末や如何に?



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