窯出し
何度焼いても窯出しは不安だ。たいてい期待を大幅に裏切られて沈み込み、しばらく悄然としている。悄然の気にあきるとまた次の作りへ蠢き出す。そんなことの繰返しだ。
今回もやはりすごいヤツが出てきた。
でも、それほど落ち込まずにすんだのは、出した器の大半が明るい色だったこともあるかも知れない。
しかし、4基のバーナーを3基で焼くとどうなるかという経験が出来たのは大収穫だ。当然と言えば当然だが、やはり欠けたバーナーの前で焼かれた器はすべて焼成不足だった。
呈色はよかったが土味が悪かったのが大きな反省点だ。次回茶碗を焼くことがあればこの点を改善したい。
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