窯出しを待つあいだに




両方から伸びる手
洗濯干しの滑車の音で目が覚める
天使がブラウスのなかでふくらんでいる
偉大なるウィルバー
今度の桐生演劇祭の会場が地震の影響で変更になった。
蔵芝居と銘打って行われてきた演劇祭は、有鄰館の酒蔵をはじめとする各種の蔵を、それぞれの劇団が創意工夫で様々な演劇空間を創出してきたのだが、すべての蔵が地震の被害に遭い使用不能に陥ったため、急遽会場を変更して実施することになった。
冬泉響は基本的に酒蔵の6本の柱に囲まれた演劇空間を前提として芝居を作ってきた。会場が変れば芝居も変る。
いざ、見参!
というわけで今朝、演劇祭実行委員長の案内で無鄰館という名のノコギリ屋根の空間に挨拶に行って来た。
手応えはあった。さいわいなるかな空間。
芝居のイメージは瞬時に生まれた。出来る!
よかった、というのが本音である。まだ創造の女神に見放されてはいなかったようだ。

窯はまだ熱い。







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