朝のからだ



午後から曇
うどんの汁をこぼしたラグが乾かない

最近寒さのせいか、年のせいか、朝がツライ。といって起きるのがツライというのではない。寒さがガツンとこたえるのだ。実に軟弱極まりないと世間のお叱りを受けることは覚悟の上である。しかし、これが現実である。仕方ない、このからだを何とか労りながらやっていくしかないか……

話変って、器の話。

実は五斗蒔に困惑している。深い考えもなく長石釉(井戸釉)をかけてあわよくば御本を期待した私が悪かったのだが、この何の味わいもない白(というかアイボリー)をどう考えたらいいのだろう?じっと見ていると太陽の影になった高台脇がよく見えたりしなくもないのだが、やっぱり冷静になってながめているとつまらないような気がする。



五斗蒔の土味は好きだ。収縮率の低さも、焼き締まりのよさも魅力だ。問題は色だ。かといって絵は描けない。今のところ、アイディアが浮かばない。しばらくこれでお茶を飲みながら釉についてひらめくのを待とう。

と、書いている途中、不意のお客様。去年、群馬の森クラフトフェアで出会った男性が御夫婦で来房してくれた。うれしい。奥様が飴釉のぐい呑の高台内が気に入ったと言ってお買い上げ。まったく陶芸をやらないひとが高台内の削り目に関心を持つというのが新鮮だった。絵を描いているという。そういうひとの目に止ったのは光栄である。







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