天地無私春又還




朝の霧雨昼にはあがり空が明るいわたしは眠い


すぐ前の荒れたままになった野原に立っている桑の古木はてっきり枯れたものと思っていた。自然の生命力はすばらしい。
見ると、芽が出はじめている。

私の体にも同じいのちの原理が働いているのだろう。では、私のあたまはどうなんだろう?余計なことを考えてあれこれと悩み、春を遠ざけている。まったくもって困ったものだ。




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